生涯で2冊目となる豪華写真作品集『Timeless』12月1日発売決定!
「リチャード・アヴェドンやシンディ・シャーマンのような写真集を作りたい」と、以前から考えていたという黒木瞳さん。その写真表現に真っ向から挑む企画のもとに、一流クリエイターが集結して撮り下ろした超豪華写真作品集『Timeless』の発売が、2017年12月1日に決定しました。
黒木瞳さんが写真集を出版するのは、1997年に発売された『黒木瞳―17か月のDesigned Woman』以来20年ぶり、自身の生涯で2冊目となります。撮影期間6日という贅沢な時間のなか、ときにスタジオで、ときに海岸でとさまざまなシチュエーションで、女優として存在している黒木瞳さんの姿を写し取りました。
「二十年ほど前に一冊目を作ったときとの大きな違いは、時間という味方をつけた私が大人になったことだ。幸せの際、悲しみの際、怒りの際、嘆きの際、喜びの際があの頃より広がった。多くを知ることで思考や感情の引き出しが増えた。それなのに、生き方はどんどんシンプルになっていく。これが、大人になっていくということか。きっと、私の、さまざまな基準が明確になったことで、余計なものを必要としなくなったからかもしれない。」(本文より)
コンセプトからメイク、スタイリングまで、すべてにこだわり抜いて撮影した写真集『Timeless』は現在、Amazon、楽天ブックスほか、各ネット書店で予約販売実施中!
メイキングムービーもYouTubeで公開していますので、ぜひご覧下さい!
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刊行に寄せて
女に生まれたなら一生に一度生きてみたい人生。
女優ならば一生に一度演じてみたい役。
ついに開封されたファム・ファタールを体現した
黒木瞳の美の骨頂。
――フォトグラファー 下村一喜
今作のスタイリングの裏テーマは「毒のある女」。
もし、いつもの黒木瞳を想像しているなら、
完全に裏切られますよ。
――スタイリスト 馬場郁雄
「大人の作品撮り」というコンセプトのもと、
“黒木瞳”の内側に潜んでいる様々な魅力を自由にヘアメイクで作らせてもらった。
自説である「メイクには内面を引き出す力がある」を改めて強く感じることができた撮影に感謝。
――ヘアメイク 藤原美智子
強い個性、黒木さん含めスタッフすべてが先導となりえるなか、ディレクターとは何かを考えさせられる仕事でした。
日本を代表する女優を相手に、アイデアを重ね塗りしていく作業は、スタッフの経験や知識を超えたところにあったように思います。
――アートディレクター 鈴木利幸
黒木瞳プロフール
福岡県出身。
1981年宝塚歌劇団で初舞台。入団2年目にして月組のトップ娘役に抜擢され活躍。85年に退団後は、映画、テレビ、CMなど映像を中心に活動し、映画「化身」で日本アカデミー賞新人賞を受賞。主な出演映画に「失楽園」「東京タワー」「20世紀少年」「思い出のマーニー」などがある。
90年代からは舞台にも出演し、2010年「取り立てやお春」(明治座/松竹座)で明治座での初座長公演を飾った。
詩集やエッセイの出版も多く、05年『母の言い訳』で日本文芸大賞エッセイ賞を受賞。
16年には「嫌な女」で映画監督デビューも果たし、監督第2弾となる「わかれうた」が現在YouTubeで公開中! 女優、作家、監督、MCなど多方面で活躍している。
2017年11月3日から座長公演「京の蛍火」を明治座で行うほか、2018年6月公開予定の映画「終わった人」にも出演している。
書籍情報
黒木瞳写真作品集『Timeless』
B4判/ハードカバー/128ページ
ISBN:978-4-344-03210-1 C0072
撮影/下村一喜
定価5,000円(税別)