幻冬舎文庫の10月の新刊は、読み応えたっぷりな19冊のラインナップでお届けします。
秋の夜長のおともに、ぜひチェックしてみてくださいね。
発売は10月9日ですので、お楽しみに!
ハラハラ、ドキドキ、じんわり……10月はミステリフェア!
『銀色の霧 女性外交官ロシア特命担当・SARA』
麻生 幾
ロシア・ウラジオストクで外交官の夫・雪村隼人が失踪した。調査に乗り出した同じく外交官の紗羅はハニートラップの可能性を追及する中で事件の核心に迫っていく。傑作諜報小説。
『幽霊刑事』
有栖川有栖
美しい婚約者を遺して刑事の俺は上司に射殺された。が、成仏できず幽霊に。真相を探るうち俺を謀殺した黒幕が他にいた! 表題作の他スピンオフ「幻の娘」収録。恋愛&本格ミステリの傑作
『二千回の殺人』
石持浅海
復讐の為に、汐留のショッピングモールで無差別殺人を決意した篠崎百代。最悪の生物兵器《カビ毒》を使い殺戮していく。殺される者、逃げ惑う者、パニックがパニックを呼ぶ史上最凶の殺人劇。
『十五年目の復讐』
浦賀和宏
ミステリ作家の西野冴子は、一切心当たりがないまま殺人事件の犯人として逮捕されてしまう。些細な出来事から悪意を育てた者が十五年の時を経て、冴子を逃げ場のない隘路に追い込む……。
『800年後に会いにいく』
河合莞爾
「西暦2826年にいる、あたしを助けて」。残業中の旅人のもとに、謎の少女・メイから動画メッセージが届く。旅人はメイのために“ある方法”を使って未来に旅立つことを決意するのだが――。
『告知』
久坂部 羊
在宅医療専門看護師のわたしは日々、終末期の患者や家に籠る患者とその家族への対応に追われる。治らないがん、安楽死、人生の終焉……リアルだが、どこか救われる6つの傑作連作医療小説。
『殺人鬼にまつわる備忘録』
小林泰三
記憶が数十分しかもたない僕は、今、殺人鬼と戦っている(らしい)。信じられるのは、昨日の自分が、今日の自分のために書いたノートだけ。記憶がもたない男は殺人鬼を捕まえられるのか――。
『神童』
高嶋哲夫
人間とAIが対決する将棋電王戦。トップ棋士の取海は初めて将棋ソフトと対局するが、制作者は二十年前に奨励会でしのぎを削った親友だった。
因縁の対決。取海はプロの威厳を守れるのか?
『東京二十三区女』
長江俊和
ライターの璃々子はある目的のため、二十三区を巡っていた。自殺の名所の団地、縁切り神社、心霊写真が撮影された埋立地、事故が多発する刑場跡……。心霊より人の心が怖い裏東京散歩ミステリ。
『作家刑事毒島』
中山七里
編集者の刺殺死体が発見された。作家志望者が容疑者に浮上するも捜査は難航。新人刑事・明日香の前に現れた助っ人は人気作家兼刑事技能指導員の毒島真理。痛快・ノンストップミステリ!
『午前四時の殺意』
平山瑞穂
義父を殺したい女子中学生、金欠で死にたい30代男性、世は終わりだと嘆き続ける老人……。砂漠のような毎日を送る全く接点のない5人が、ある瞬間から細い糸で繋がっていく群像ミステリー。
『サムデイ 警視庁公安第五課』
福田和代
訳ありなVIP専門の警備会社・ブラックホークに、新しい依頼が舞い込んだ。警護対象は、警察トップの警察庁長官。なぜ、身内である警察に頼らないのか。不審に思う最上らメンバーだったが……。
『ヒクイドリ 警察庁図書館』
古野まほろ
交番連続放火事件、発生。犯人の目処なき中、警察内の2つの非公然諜報組織が始動。元警察官僚の著者が放つ、組織の生態と権力闘争を克明に描いた警察小説にして本格ミステリの傑作!
『ある女の証明』
まさきとしか
主婦の芳美は、新宿で一柳貴和子に再会する。中学時代、憧れの男子を奪われた芳美だったが、今は不幸そうな彼女を前に自分の勝利を嚙み締めた――。二十年後、盗み見た夫の携帯に貴和子の写真が。
『財務捜査官 岸一真 マモンの審判』
宮城 啓
フリーのコンサルタント・岸一真が、知人を介して依頼された仕事は、史上稀に見る巨額マネーロンダリング事件の捜査だった――。期待の新鋭が放つ興奮の金融ミステリ。ニューヒーロー誕生!
『ウツボカズラの甘い息』
柚月裕子
鎌倉で起きた殺人事件の容疑者として逮捕された主婦の高村文絵。無実を訴えるが、鍵を握る女性は姿を消していて――。全ては文絵の虚言か、悪女の企みか? 戦慄の犯罪小説。
人気作家がお届けするキャラノベにも注目
『放課後の厨房男子 野獣飯?篇』
秋川滝美
通称・包丁部の活動拠点である調理実習室には今日もとっくに引退した3年生が入り浸る。存続の危機に直面する男子校弱小部を舞台に繰り広げられるガッツリ美味な料理に垂涎必至のストーリー。
『霊能者のお値段 お祓いコンサルタント高橋健一事務所』
葉山 透
友人の除霊のため高校生の潤が訪ねたお祓いコンサルタント高橋健一事務所。高額な料金を請求するスーツにメガネの霊能者・高橋は霊を祓えるのか? 霊と人の謎を解き明かす傑作ミステリ。
じっくり読みたいノンフィクション
『激しき雪 最後の国士・野村秋介』
山平重樹
新右翼のリーダーで、三島由紀夫と並び称される憂国の士の苛烈な生涯――少年期から朝日新聞社での拳銃自決までを晩年最も身近にいた作家が没後23年にして描き切った衝撃のノンフィクション。
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