現在2000人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99.2%! また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ 獅子座 yujiの宇宙会議』(税抜・450円)』では、獅子座のダイエット美容家・本島彩帆里さんをゲストに迎え、獅子座の特徴や運命を踏まえながら、自分らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを紹介しています。今回はその中から、一部をお届けします。
自分にブロックをかけているエゴは何か
本島 yujiさんの著書に「自分の天命やワクワクすることに乗っていくと神さまが応援してくれる」と書いてありましたよね。
私も自分を振り返ってみると、わかる気がします。
yuji 応援してくれないなら、僕も残高30円で起業しませんよ。
本島 そのエピソードを知らない人が多いと思うので詳しく聞かせてください。
yuji 僕は昔から不思議なアンテナをもっていたのですが、それを仕事にしたくはありませんでした。手からビームが出たり、上がどうこう言っていたりというのは、いかがわしいなと感じていたんです。
もちろん、素養はあるので、スピリチュアル的なことを人から相談されるようなフックはありました。でもイタリアまで行ってデザインを勉強しましたし、イタリア語も話せましたし、現地の情報も詳しかったのに、それを全部捨てて、手相や星を仕事にするなんて、もったいないなと思っていたんです。
本島 確かにイタリアまで行って一生懸命学んだわけですものね。
yuji 今まで築き上げてきたものを捨てるなんて、清水ダイブもいいとこですよ。当然、お勤めでもないし正社員ではないので、安定も保険も福利厚生もないわけです。
でもある時、自分のせいではないのに、仕事がうまく行かなくなって、収入も下がっていって、日々の生活を営むことすら困難になってしまって。それは、上からの「こっちの世界に来い」というサインだとわかっていたんですが、僕としてはデザインやクリエイテイブな世界を捨てられなくて、しがみついてました。その後、上からより強い風が吹いて、家に白アリが出たり、問題が勃発して貯金が急激に減ったりして、実はその時に20キロ痩せたんですよ。
本島 どうやって痩せたんですか?
yuji 別に痩せたかったわけではないのですが、会社から支給された定期代を食費に当てないと立ち行かないレベルまで行ってしまって、4、5キロの通勤距離を1年くらい歩き続けていたら、デニムのサイズが28インチまで下がりました。他にも色々と禊が訪れて、もう人をみる職業しかないというところに追い詰められて今に至ります。
本島 そこからはすぐうまくいったんですよね。
yuji サラリーマンを辞めて2カ月くらいで、サラリーマンの月収は超えましたね。おかげさまで食べていけてます。
本島 神さまが応援してくれたんですね。
yuji 「捨てる神あれば拾う神」を感じましたね。
でも、一番大きかったのは自分の心の変化です。100人中99人から「yujiがなんかいかがわしい仕事始めたな」「変な宗教始めたな」と思われたとしても、1人だけでも僕と出会うことで幸せになったり、何かが改善したりしてお役に立てるのであればそれでいいなと思ったんです。不特定多数の人からの見られ方が気にならなくなった。それが僕にとって第一段階のエゴからの脱却でしたね。デザイナーという肩書きにこだわっていたイタリア帰りの僕から、よくわからない肩書き・仕事内容だけど、なぜか何百人も予約が入っている僕へ、プチ解脱をした最初です。
本島 今はいろんな人の人生をデザインしていますよね。
yuji そうですね。プロダクトデザイナーから、ソウルデザイナーになった感じですね。人の人生はどうなるかわからないですよね。
本島 今何をやってもうまくいっていなかったり、壁にぶつかってしまったりする方は、別の道があるかもしれないですね。
yuji 個人セッションでは時に厳しくお伝えするのですが、自分のエゴがブロックをかけていることが多いんです。周りからは「これが向いているよ」「これをやったほうがいい」と言われるのに、これまでのキャリア通り進んだほうが順当だと思い込んで、それをやりたくないと言う人がいます。でもそれは自分が思っている順当であって、周りからの自分像と合っていないことが多いんです。本当の自分と自分が思っている自分像がズレてしまうと、男女問わず相性がいい人と出会えないですし、出会ったとしてもそのことに気づけないと思います。
自分が見ている自己像に変なバイアスがかかっている状態ですから、本当の自分にも本当の自分にフィットした人にも出会えません。その間違いに気づかせるために、リストラや病気など神の啓示が来るわけです。いつ、どのような啓示が来るかを知れるのが星や手相です。
本島 手相にも出るんですか。
yuji はい。僕はこの前、血管が詰まったのですが、血管が詰まる相が出ていましたね。
本島 私の妹もyujiさんに見てもらったんですが、ばっさり斬られていましたね。やりたいことがなかなかうまくいかなかったのですが、yujiさんに「自分を出せ」と言われてました。
yuji 妹さんはポテンシャルがある方なので、「やってみたら?」とお伝えしたのですが、「うーん」と悩んでましたね。
本島 自分を出すことに抵抗があるみたいなんですよね。
yuji それがエゴの壁なんです。ベルリンの壁のように頑丈なエゴの壁を全部ぶち壊しなさいというつもりでお伝えしました。でも、やるかやらないかは、僕には関われないことなので。
本島 まだ悩んでましたけどね。
yuji そうなんですね。この間ブログにも書きましたが、ミッドナイトクライシスと言われる30代中盤くらいの年齢になっても、悩んで進めないでいると、「蛍の光」がかかって、上からキツい啓示が来てしまいます。
僕も年齢的にミッドナイトクライシスの渦中なので、体に不調が出ました。そのサインによって、本来自分がやるべき「表に出てメッセージを伝える」ことに本腰を入れて取り組むようになりました。先ほど、イタリア帰りのデザイナーという肩書きをはずしたのが、プチ解脱の最初だとお話ししましたが、渋谷の事務所で個人鑑定を修羅のごとくやっていたステージからの解脱がプチ解脱のナンバー2です。
本島 個人鑑定だけをやっていたら体を壊したんですね。
yuji はい。それで上からのサインに気づいて、今ここにいる状況です。
本島 少しずつサインが出たんですね。
yuji 「個人鑑定がしたい」「1対1でディープな関わり合いをやっていきたい」ということが僕のエゴだったんだと思います。行きすぎたこだわりは、マーケット側から求められていないことも多く、本来の自分になることの障害にもなりかねません。
客観的に見たその人だけの素養を僕は神さまからの強制融資と呼んでいますが、その融資金としての才能を使って世の中に還元することが重要です。才能を使って世に還元しないと、上が融資の回収に来た時に利子が払えず、強制執行されてしまいます。
僕も、本来の素養は「表に出て多くの人にメッセージを伝えること」だったのに、それをせず個人鑑定ばかりをしていたので、上から強制執行された結果、体調を崩しました。でも実際に強制執行を経験したことで、皆さんに「本当にこういうことが起こったんですよ」と経験論としてお伝えできますし、それがこの先のブログや本のネタになるかもしれません。
本島 紆余曲折も必要だったんですね。
yuji 自分の命式を見たらそうなっていましたね。
ミッドナイトクライシスですが、30代後半から50歳手前までと長期間にわたります。しかも、それが終わっても、60歳近くまで何年かおきにキツい出来事が訪れます。「少年ジャンプ」ではないですが、強い奴を倒したら、また次の強い奴が来るというイメージです。
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続きは、『本当の人生を引き寄せる星座別スピトレ 獅子座 yujiの宇宙会議』(税抜・450円)』でお楽しみください。
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