成功と失敗はどういう定義か白木夏子／yuji

現在2000人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99.2％！ また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ　乙女座　yujiの宇宙会議』（税抜・450円）では、乙女座で、ジュエリーブランド「HASUNA」Founder&CEO・白木夏子さんをゲストに迎え、​乙女座の特徴や運命を踏まえながら、自分らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを紹介しています。今回はその中から、一部をお届けします。

自分で一歩を踏み出しておいたほうが、何年か先のリスクヘッジになる

質問３　会社を辞めて自分の思うように生きたいのですが、その後の生活を考えると、恐怖で足が震えます。何かアドバイスをいただけると嬉しいです。

白木　私のところに他にも「会社勤めから一歩踏み出すにあたって何かアドバイスをください」とか「起業する時に怖かったことはありますか」とか「やりたいことはあるけれど、仕事として軌道に乗せるために自信がなく一歩踏み出すにはどうしたらいいですか」というような質問が来ているので、まとめてお答えできればと思います。

　会社員という選択には、一つにとどまる安定感があります。この数十年間を見ると大企業に入れば終身雇用制度があって定年するまで働けたと思います。でも今は上場している大きな会社も倒産しますし、現に私が勤めていた会社も上場していましたが倒産しました。一寸先が本当にわからない世の中になったと思います。今年は自然災害も多かったですが、そのような影響を受ける可能性もありますよね。しかも、その現象が日本だけでなくて、世界で起こっているのを知ると、フリーランスか起業かは人それぞれですが、どこかのタイミングで自分一人で一歩を踏み出しておいたほうが、何年か先のリスクヘッジになると思いますし、合理的だと感じています。

　私は起業時、３年続けてダメなら、他の会社に就職すればいいという気持ちでいました。もちろん、この仕事を一生やっていくぞという熱意もやる気も同居しているのですが、起業してダメな場合、会社に戻るという選択をしている人は海外ではいっぱいいます。日本では起業して失敗するのは珍しいかもしれませんが、世界的に見ると恥ずかしいことでもなんでもないんです。

　友達の起業家と「成功と失敗はどういう定義か」について話をした時に、「成功というのは挑戦すること。失敗は、挑戦しないこと」と言っていたのが心に響いていて、その通りだと思っています。挑戦すること、したいことがあったら、まずやってみる。一日半歩でもいいのでやるのがいいと思います。今の日本、食いっぱぐれることだけはないと思いますから。

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