深掘りする力が最強の蠍座yuji／Maaya Wakasugi

現在2000人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99.2％！ また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ　蠍座　yujiの宇宙会議』（税抜・450円）では、蠍座で、書道アーティストのMaaya Wakasugiさんをゲストにむかえ、蠍座の特性やこれからの人生のテーマ、開運方法を紹介しながら、蠍座らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを探っていきます。今回はその中から、一部をお届けします。

人生において「深み」や「極み」を追求する

yuji　今回の蠍座の回は、実は個人的にも思い入れが深いんです。毎回星座ごとのゲストが来てくださいますが、以前から僕と個人的な繋がりがある方もいますし、事前打ち合わせの後、ほぼ初めましての状態で対談に臨んでくださった方もいます。

Maayaさんとの出会いは、2012年ぐらいからですから、かれこれ6年ぐらいですね。日本にはいらっしゃらないですが、フランス出張時など、年に一回くらいのペースでお会いしています。

Maaya　スペイン巡礼時もお会いしましたよね。

yuji　フランス、スペインなどインターナショナルな場所でお会いしていますね。今まで登壇されたゲストの中で縁が一番長くて深いゲストの方です。

この6年間で、お互い大きく状況が変わったと思います。初めてお会いした時はまだ東京にいらっしゃいましたよね。

Maaya　はい。yujiさんにお会いしたのはちょうど震災後で、フランスに住もうかと悩んでいた時期でした。友人の紹介でお会いして「フランスに行こうと思うんですが」と相談した時に「フランスに行かないでどこに行くんですか？」と言われたんです。

yuji　あの時のことは僕も鮮明に覚えています。確かMaayaさんが「フランスに行こうと思うんですが……」と、まだ話し終えていないのに「えっ、行かないでどうするんですか？」とお答えしたと思います。

Maaya　「フランスに行かないでどこに行くんですか」という言葉に勇気を頂いたこともあり、ボルドーに住むことにしました。今日は、親友夫婦がベルリンから来てくれています。

yuji　ドイツから？

Maaya　はい、ドイツからはるばる。

yuji　すごいですね。今日は四国からいらっしゃった方もいるそうです。他の回も日本各地からお越しいただいていて、本当にありがたいです。先日ＮＹでもイベントをしてきましたし、この１年で僕もこのイベントも大きく変化しています。

Maayaさんは海外で蠍座力を生かして生きてらっしゃると思いますが、九星気学も長年やられていますよね？

Maaya　10年ほど、九星気学風水を勉強しています。今は特技だと自信を持って言っています。

yuji　10年はすごいですね。

Maaya　いつも肌身離さず手帳を持っています。

ご縁があってヒーラーやサイキックの先生とお会いする機会があるのですが、九星気学の話をすると否定される先生もいらっしゃるんです。でも、yujiさんに九星気学の話をした時に「Maayaさん的にはどうですか？」「九星気学としてはどうですか？」と否定されなかったことが嬉しかったです。そこもyujiさんの魅力だと思いました。

私はyujiさんをとても信頼していますが、今はなかなか予約が取れないので、先日パリにお忍びでいらっしゃった時に「ご飯をご馳走しますので会いたいです」と無理を言ってお会いしました。

yuji　タイミングが不思議と合うので、それもご縁だと思っています。フランスに移住してみて、どうですか。

Maaya　初めはフランスに馴染めず、友人もいなくてつらい時期がありましたね。泣き寝入りするようなこともあって、「いつになったら自分は良くなっていくのだろう」と思う日々が続きました。

甘やかさないところもyujiさんの良さの一つだと思っているのですが、昨日yujiさんが「セッションにいらした方は、たとえるなら参考書は買うけれど、買っただけで勉強した気になる方が多い」とおっしゃっていて。

yuji　参考書を持っているだけで満足してしまう人が多いんですよね。実際にアクションを起こすかどうかは別の話です。

Maaya　私は語学が苦手で、yujiさんのセッションの最後に必ず「フランス語脳を開発して欲しい」とお願いしていたんですが、ある時「Maayaさん、もしかしてフランス語を勉強してないんじゃないですか？」とズバリ言われたんです。語学学校に1年ほど通っていましたが、ちょうど辞めた時期でした。

先ほどの参考書の話の続きになりますが、yujiさんにお会いすると毎回「覚悟を決めているか」を問われている気がします。例えば、フランス語を話したいのなら、フランス語の読み書きの勉強をきちんとしましょうという基礎的なことですが、それを言われてから、覚悟を決めてプロの先生をつけてフランス語の勉強をし始めました。

yuji　星がどうこうの前に、まずその覚悟があるかどうかです。

今日か昨日のツイッターで書いたのですが、今日はまさに「覚悟の日」なんです。そして11月1日の1並びで蠍座力が高まっている日でもあります。この「覚悟」という言葉がまさに蠍座を言い表しています。

蠍座の良さや蠍座的な人生というのは「深み」や「極み」だと僕は思っています。蠍座は深掘りする力が12星座中最強なんです。

天才には二通りあって、外的要因から何かをキャッチして、それを組み合わせたり引き上げたりすることが得意な天才と、内側に眠っている宝物を掘り起こすのが上手で、心の中から何かを取り出すことが得意な天才がいると思います。蠍座は後者で、心の内側に深く潜るのが得意だと思います。自分の内側にあるものに向き合って、それを世の中にどういう風にトランスフォームして出していくかが、蠍座力だと思います。

また、蠍座はアベレージを簡単に超えて天辺まで行く力を持っています。天辺が100だとしたら、それを超えて300まで行ってしまう力が蠍座らしさだと思います。

そう考えると蠍座にとって大事なのは「あなたは、あなたの中の何を掘り起こすのか」という部分です。

蠍座の代表的な人でいうと、堀江貴文さんやゾゾタウンの前澤さん、パブロ・ピカソもそうですね。例えばピカソは、「見方」を深掘りして、人の顔を真正面から描くのではなく、角度を突き詰めることでキュビズムが誕生したんだと思います。

Maayaさんも、日常生活や創作活動において、深みや極みに入っていくような蠍座力、蠍座性を感じる瞬間はありますか？

Maaya　蠍座は「死と再生の象徴」と言われることがありますが、僕の作品も徐々に変化していると思います。

yuji　壊して作ってを繰り返しているんですね。

Maaya　はい。特にその破壊力の恐ろしさは、自分でも感じていて、どこまで爆発していいのだろうと思う瞬間があります。

yuji　占星術に詳しい人はご存じだと思いますが、蠍座の管轄は8番目で、タブーや表に出せないこと、秘め事、生理的な部分の感覚を司っているといわれています。表に出せないことを扱ったり、逆に通常ならＮＧとなるようなネタを赤裸々に発表したりと、いずれも危うい領域ですがそういうところをうまく作品や事業、サービスの雛形として作り込んで成功していく方が多いのではないでしょうか。Maayaさんも、書の分野で深みや極みを表現したから、アート業界を分からない私が言うのもなんですが、今のステイタス、ポジションに到達されたんだと思います。これからも蠍座力を使って「極道」、道を極めていってほしいです。

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続きは、『本当の人生を引き寄せる星座別スピトレ　蠍座　yujiの宇宙会議』（税抜・450円）でお楽しみください。