現在2000人待ちで新規予約のとれない、若きカリスマヒーラーyujiさん。彼の実測でいうと、本来の宿命から外れて、人生の選択ミスをしている人の割合は、なんと99.2%! また、星座によって、宿命の見つけ方や自分らしい道の切り拓き方が異なるそうです。『本当の人生を引き寄せるスピトレ 射手座 yujiの宇宙会議』(税抜・450円)では、射手座である「まいこ ホリスティック スキン クリニック」院長の山﨑まいこさんをゲストにむかえ、射手座の特性やこれからの人生のテーマ、開運方法を紹介しながら、射手座らしい道の切り拓き方や生き方のヒントを探っていきます。今回はその中から、一部をお届けします。
家族やパートナー関連の部分に注意が必要
yuji 多くの占星術師にとって、実は射手座は苦手な存在なのかもと思います。それは、射手座が嫌いというわけではなく、射手座は判断が難しいことが多いんです。
例えば「蟹座は家庭的」「牡牛座はこだわり屋でグルメ」というようにパッと答えられる特性があるのですが、射手座は一言で言い表すのが難しいんですよ。まいこ先生は占い記事などもよくご覧になるようなので、経験があるかもしれませんが、雑誌の記事や占いの先生によって射手座に対するジャッジやベクトルが異なりませんか。
山﨑 それはよく感じますね。よく「射手座は自由だ」と言われますが、深く考察していくと「あれ? 違うかな」と思ったり、色々パターンがあったりするので、混乱する時があります。
yuji 射手座のシンボルは上半身が人で、下半身が馬という半身半獣です。そのミックス加減をどう判断するかが重要なんです。そこが射手座の解釈において難しいところですし、占星術師の腕の見せ所なのかもしれません。
個人的な話ですが、小学生の時に仲の良い射手座の男の子がいました。彼はスポーツも勉強もできて、学級委員もやっていて、人間的にも熱くて、僕みたいな何もできない人に対しても親切で、まさに「ドラえもん」の出木杉くんみたいな感じでした。幼少期の僕は「あの子には歯が立たない」「なんで同じ人間なのにこんなに出来が違うんだ」と山羊座の自分を呪ったことがありました。
でも大人になって鑑定の現場で射手座と対面する中で、射手座の人の弱点や人生で向き合わないといけない部分はここなんだと気づいた瞬間があったんです。先駆者である射手座の人生の陰には意外にもこんなダークな一面があったんだと気づいた時に、幼少期と比べて射手座の存在を近く感じることができました。
射手座の方は、生まれた時からエリートだったり、学問など専門的な分野でハイスペックなものをお持ちの方が多いんです。ハイスペックというのは家柄も含めてです。にもかかわらず、なぜか家族的なものやパートナー的なところの何かに足を引っ張られることが多いはずです。
例えば僕が数学ができなかったとしたら、僕自身が頑張ればスコアは上がりますが、射手座の方は自分がどれだけ頑張ってもどうしようもないところで足を引っ張られたり、そこに問題が発生したりすることが多いですね。「ツレがうつになりまして。」という映画がありましたが、僕のクライアントでも、連れが鬱になってしまったということがありました。自分はハイスペックだけれども、配偶者をどうにかしてあげなければいけなかったり、部下を助けてあげなければいけなかったり、そういう課題に直面する方が多いと思います。
元々の能力が高いからだと思いますが、鑑定にいらっしゃる射手座は答え合わせみたいな場合が多いですね。他の星座ですと「今やりたい事がよく分かりません」「試練やミッションが何か分かりません」という漠然とした悩みが多いですが、射手座は「私はこういうことで悩んでいて、こう思うので、こういうことをやったら解決できると思うのですが、どうでしょうか?」と聞いてきて、僕は「はい、いいですよ」とうなずくだけで終わっちゃうことがあります。
山﨑 もう分析済みなんですね(笑)。
yuji 分析済みでソリューションもプランニングも、全部できているんです。最後のワンプッシュだけが欲しいんだと思います。
山﨑 その言葉、グサグサ刺さりますね。前回の鑑定を思い出しました。
yuji まいこ先生も「私、こういう風にやろうと思っているんですよ」という感じでしたよね。射手座的なアストロジーの使い方は、背中を押してもらうためだったり、転ばぬ先の杖だったり、答え合わせ的なものなのかもしれません。
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続きは、『本当の人生を引き寄せる星座別スピトレ 射手座 yujiの宇宙会議』(税抜・450円)でお楽しみください。
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