午前零時前。週末の那覇、国際通り。遊び足りない観光客がわんさか歩いている。わたしはそれをスタバの窓からながめていた。
東京の今年の花粉はすさまじかった。目にきた。涙が止まらず、そのせいで目の下の皮膚がかぶれてしまったほど。
花粉から逃避して訪れた那覇。原稿用紙も持ってきた。漫画の原稿を描くのは深夜と決め、日中は外をのんびりぶらぶらすることに。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
関連書籍
前進する日もしない日も
仕事の打ち合わせ中、まったく違うことを考えてしまう。ひとり旅に出ても、相変わらず誰とも触れ合わない。無地の傘が欲しいのに、チェックの傘を買ってくる。〈やれやれ〉な大人に仕上がってきたけれど、人生について考えない日はない。そんな日々のアレコレ。
編集部からのお知らせ
「前進する日もしない日も」は2022年4月にリニューアルしてスタートします。どうぞご期待ください!