豊臣秀吉って、伝説が多い天下人だったんですね。
それも、スケールの半端ない伝説ばかり…!
前回に続いて、またまた盛りに盛ったエピソード公開。
* * *
「青天の霹靂」って言葉は、この時のためにあったのかも
中国大返し パート2
『中国大返し』のパート2です。
となれば、おさらいですね。
秀吉、中国地方を攻める。ためにも……
↓
播磨国の武将たちを仲間にする。けど……
↓
その武将たちが続々と裏切る。から……
↓
結局、兵糧攻めなんかで、いーっぱい戦うことに。なったため……
ここでは全て書けないほど、長いバトルを繰り返すことになった秀吉。
その中身を……
ガバッ!
とはしょりまして、とうとう織田と毛利の勢力の境界線にあった、
備中高松城
というお城を攻めた。ってところまで話をぶっ飛ばしましょう。
この備中高松城というのは、毛利さんにとってかなり重要お城。今の岡山県岡山市あたりにあったお城です。
そこを攻めたってことは、「毛利攻めがクライマックスだよ!」ってことを意味するの
で・す・が、
やっぱり一筋縄でいかないのが今回の中国遠征。
この備中高松城が、
ヒジョォーにやっかいなんです……。
秀吉「攻めにくいんだよなぁ……備中高松城。低いところに城があって、そのまわりを沼地や湿地が囲んでるからベッチャベチャのジュックジュク。そんなとこを歩こうもんなら人も馬も足を取られて、敵の鉄砲と矢の格好の餌食よ」
黒田官兵衛「その上、城主の清水宗治はかなりのやり手……落ちにくさ満点の城ですね……」
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13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしようの記事をもっと読む
13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう
歴史ものの面白いドラマや映画はたくさんあるし、小説や漫画もたくさんあるのに、歴史っていうだけで「苦手!」と思ってしまう人は、多いですよね。「歴史の教科書」というだけで、拒否反応を示す人もいるのでは!?
しかし歴史は、知れば知るほど面白い。とくに「戦」からは、学べることがいっぱいです。
実際に勉強してみると、コロナ禍の影響で社会が大きな変化をしている”現代”とかぶることもたくさん。
だから。
今こそ、戦国時代の「戦」の話をしましょう!
『超現代語訳 戦国時代』の房野史典さんが、芸人ならではの「面白スパイス」をたっぷりかけて、かつてないほど頭に入るように歴史の話をしてくれます。
苦手だった人ほど、ハマりますよ。
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