be～ingに時間を足すと未来形になる。時制のキホン〔前編〕YYYOKOOO

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いつ、どれを使えばいいのか？

はい、現在形とか過去形とか未来形とかのアレです。

中学で習ったことをうっすら覚えてる人も多いと思いますが、厄介なのは日本語のそれに必ずしも対応するわけではない、ということ。

例えば「～している」は英語でbe～ingって習いましたよね。半分合ってます。でもこの法則をすべてに当てはめて英語にしようとすると詰みます。

I'm driving.

今運転してる。

これは合ってますね。今まさにこの瞬間ハンドルを握って運転中なわけです。

 

ですが、「休みの日はずっと漫画読んでる」と言いたいとき、

I'm reading manga all day on my days off. とは言いません。

「習慣として継続していること」と「今この瞬間起こっていること」とで、同じ「～している」でも使う時制が違います。

この項では日常会話で使われる時制と、いつどれを使うのかについて説明します。

「現在形」は日常的にやっていること

まずそもそも現在形はいつ使うのか。

ずばり、現在の職業や日常的にやっていることを話すときです。

例えば、

I'm a YouTuber. I make videos on YouTube.

私はYouTuberです。YouTubeで動画を作ってます。

I also make let's play videos.

I film them once a week.

ゲーム実況も撮ります。撮影は週1でやってます。

※ let's playでゲーム実況のことをいいます。

「記者をやっています」とか「出版社で編集をしています」と、日本語でも逐一「何の」を明らかにしないように、何の動画かを明らかにせずとも話は進みます。

というように、日本語でなら「～している」を入れるところも現在形のみで作ります。

ではbe～ing、現在進行形とやらはいつ使うのか？

「現在進行形」は今起こってる最中のこと

現在進行形は名前のまんま、今起こってる最中のときに使います。例えば、

I'm filming a video.

今動画を撮影している。

というと、「今この瞬間、カメラを回して撮影している」ということです。

 

もう1つ、現在進行形でできることは未来形です。be going to～が一番見慣れた形だと思いますが、現在進行形に「明日」「来月」などの未来を表す語をつけることで未来形になります。

上記のI'm filming a video. も「今何してんの？」への返答であれば「今していること」ですが、I'm filming a video tomorrow. などの未来を表す単語がついていれば、未来のことを話していると解釈できます。

I'm going to film a video today.

今日はこれから動画を撮る。

And I'm going to edit it tomorrow.

で編集は明日やる。

I'm moving to Tokyo next month.

来月東京に引っ越すんだ。

 

ん？　未来形ってwillじゃねえの？　じゃあwillっていつ使うの？

 

willは名詞だと「意志」という意味です。

なのでI willで文章を始めるときは、やるんだ！ という強い意志を表したいときです。

I will go to bed by 10.

絶対10時までに寝る。

その発言に自信があるときもwillを使います。

You will love California.

The weather is just great.

カリフォルニア絶対気にいるよ。

天気めっちゃいいもん。

ちなみにI'llやYou'llと略すと、I willやYou willと分けるよりも「絶対」というニュアンスが和らぎます。その際は特段意志の強さを強調することなくbe going to～と同じ未来形になります。

 

※第4回へつづく！