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オンラインでズバリ伝える力

2022.07.16 公開 ポスト

オンライン会議で歴然!会話がスムーズになる「0.5秒」とは佐藤綾子

すっかり定着したテレワーク。それとともに増えているのが、オンライン独特のコミュニケーションに関するお悩みです。対面で会うのと違って、うまく相手に伝わらない、相手の話に集中できない……。そんなあなたに読んでほしいのが、パフォーマンス心理学の第一人者、佐藤綾子さんの『オンラインでズバリ伝える力』。オンラインでの会議や商談が当たり前になったいま、対面でなくても円滑な人間関係を築くコツをお伝えします。

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相手の微表情に注目して、話題を変える

相手の顔にちょっとでも険しい表情が浮かんだら、話を変えたりストップしたりする、こんなことができると相手との会話はスムーズに進みます。

(写真:iStock.com/Nattakorn Maneerat)

そのときに役に立つのが「微表情(ミクロイクスプレッション)」という考え方です。何回相手の目を見つめたかという回数ではなくて、ほんのかすかな表情筋の動きだけれど合計何秒間見たのか、かすかな笑みを何秒浮かべたのか、それが微表情のチェックです。相手の表情は自分の話を変えるバロメーターです。

表情の変化は一瞬だけれど……

微表情は普通の人は見落としがちなのが特徴でもあります。私はここ25年間ほど人間の対話中の表情を撮影して、その画像を0・5秒ずつ止めながら動き方をシートに記入するという計測方法を取ってきました。

しっかり相手の顔の表情を見て、ほんの一瞬の微細な表情を見落とさないように気をつけましょう。

普段気難しい上司がZoom会議で一瞬かすかに口元を緩めたら、それはあなたの話に「興味を持った」というサインです。見逃さずにその話を膨らませましょう。一瞬眉間にシワが寄ったら疑いのサインです。このような微表情まで読むためには相当なオンライン以外の場面での訓練が必要です。

関連書籍

佐藤綾子『オンラインでズバリ伝える力』

Zoom会議や講演会が激増していく中で、オンラインでの悩みが増えてきました。 「うまく相手に伝わらない」「相手の話に集中できない」など。 こうしたことはオンライン独自の"伝える力"をつけることで解決します。 自分の意図したことを、適格にわかりやすく画面の向こうに伝える。 本書でこれからの時代に必要なコミュニケーションスキルを学んでいきましょう。

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オンラインでズバリ伝える力

すっかり定着したテレワーク。それとともに増えているのが、オンライン独特のコミュニケーションに関するお悩みです。対面で会うのと違って、うまく相手に伝わらない、相手の話に集中できない……。そんなあなたに読んでほしいのが、パフォーマンス心理学の第一人者、佐藤綾子さんの『オンラインでズバリ伝える力』。アフターコロナの時代になっても、オンラインの活用は続くと見られる今、ぜひ身につけておきたい本書のメソッドをいくつかご紹介します。

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佐藤綾子

長野県生まれ。信州大学教育学部卒。ニューヨーク大学大学院、上智大学大学院、立正大学大学院修了。日本大学藝術学部教授を経て、ハリウッド大学院大学教授、(社)パフォーマンス教育協会理事長、(株)国際パフォーマンス研究所代表。自己表現力養成セミナー「佐藤綾子のパフォーマンス学講座」主宰。パフォーマンス心理学の第一人者として、累計4万人のビジネスリーダーとエグゼクティブ、首相経験者含む54名の国会議員等のスピーチ指導をしている。著書に『人間関係が得意になる本』『小泉進次郎の話す力』(幻冬舎)など。著作195冊、累計323万部(2020年現在)。

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