【新連載】プチプラ化粧水をバシャバシャ、高級クリームをチビチビはどちらが正解？理系美容家かおり

時間とお金をかけたぶんだけ綺麗になれるのが、美容だと思っていませんか？
華やかでキラキラしたイメージの「美容」は紐解くと、皮膚科学、脳科学、生化学といった、様々な”科学”と”化学”の上に成り立っています。
理系視点で美容法やアイテムを正しく解説し、”最短かつ最適なお手入れ”の提案で注目を集める理系美容家かおりさんの新連載がスタートです。

「高級な化粧品は使えば使うほど、肌は綺麗になりますか？」
これには自信を持って「No」と答えます。
なぜなら化粧品は“ケア用品”ではなく、あくまで”嗜好品”だからです。

かくいう私は20代の頃、見当違いなスキンケアをしていました。10代からソフトテニスに明け暮れ、黒光りするほど日焼けしソバカスだらけになった顔を少しでも明るくしたいと願った貧乏苦学生時代。なけなしのアルバイト代から生活費を引いた残りの全てを美容につぎ込みました。