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南極調理隊タテヤの越冬日記

2014.07.15 公開 ポスト

第10回

本日をもって太陽ともお別れです竪谷博

 6月1日。この日は電波と気象の記念日です。皆さんご存じでしたか? 夕食を兼ねて式典が開かれました。まずは気象観測チーフの挨拶。


 続いて通信隊員の挨拶。


 6月2日。ジャガイモの仕分け作業!



 残り120kgほどになってしまったジャガイモ。生えてきた芽を取る作業を、有志を募って行いました。貴重な生鮮食材のひとつなので、丁寧に芽を取り、傷んだ物は取り除いていきます。


 日本で6月と言えばイワシが美味しい季節ですね。こちら昭和基地でもイワシの塩焼きと、梅煮を登場させました♪


 豚骨醤油ラーメン!


 濃厚鶏ガラ塩ラーメン!


 みそバターラーメン!

 南極にラーメン屋さんが出現!? 南極昭和基地にはお店がないので、ラーメン屋さんもやりますよ~。インスタントではありません。ちゃんと作ってますので、結構人気があるんです。麺類はメニューの中では一番リクエストが多いですね。「毎日麺類が出てきてもいいかんねぇ(^^♪」という麺類ツワモノ隊員もいます。しかし他の隊員さんもいるので、いろんな料理でいろんな味を出さないと飽きちゃいますからねぇ(笑)。

 もちろん、関西風「けつねうろん」もやります(^^)

 

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南極調理隊タテヤの越冬日記

南極ではどんな暮らしをしているの? 何を食べてるの? 第55次南極観測隊・調理担当隊員タテヤが、昭和基地での日々をレポートします。

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竪谷博

1972年、東京都生まれ。日本料理店での修業を経て、居酒屋・風神亭チェーンの料理人として腕をふるう。41歳で一念発起し、第55次南極観測隊の調理担当として、2013年12月、昭和基地に赴任。ただ1人の調理担当隊員として、第55次南極観測隊越冬隊24名の活動を支え、15年3月に帰国。同年7月には東京都杉並区に居酒屋「西荻窪じんから」をオープン、居酒屋激戦区の西荻窪で多くの人に愛される人気店になる。47歳で再び一念発起し、第61次南極観測隊越冬隊の調理担当として、19年12月、昭和基地に赴任。越冬隊30名の活動を支えている。

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