本心でなくてもいいから褒めまくれ！毎日続けると「いい結果」が数珠つなぎにやってくる櫻庭露樹

お金、健康、恋愛、すべての幸せは「ご縁」で決まる。「ご縁」に恵まれるには、掃除、上機嫌、褒め上手を徹底しよう……。そう語るのは、登録者数17万人を誇る開運ユーチューバーで、実業家としても知られる櫻庭露樹さんです。そんな櫻庭さんの最新刊『天下無敵のご縁術』は、誰でも今すぐに実践できる開運法をまとめた究極作。スピリチュアルな世界に興味がある人はもちろん、人生を変えたいと思っているすべての人に読んでほしい本書から、読みどころをご紹介します。

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さりげなく褒めるだけでいい

運気の高い人、成功者を見てきて、これは鉄則という人間関係の極意があります。それは「褒める」ということです。

これも最初は心を込めなくても大丈夫です。損得勘定でイイのです。しかし笑顔だけは忘れずに。

だから、思っていなくても「あっ、そのネクタイいいですね」とか、「その服、とても似合ってますね」と言うところからはじめてもいいのです。褒められて嫌な気分になる人はいません。

 

よく会話の前振りとして、こういった言葉をひと言投げかけてから話すといい雰囲気で会話が進むという指南書がありますが、ここで言う私の褒めるとは、とにかく褒める、それだけ。さりげなく褒めて終わりです。その後に何か会話を続けようとするのではなく、褒め逃げすればいいのです。

これくらいなら誰でもできるはずです。

「おっ、そのネクタイいいね」と言って、サアーッとその場を離れる。別の人に会ったら「その服、似合ってるね」と言いつつ美しく立ち去る。そんな立ち居振る舞いをスマートにできる人になりたいものです。

 

この繰り返しで、たくさんの人を褒め逃げするだけでいいのです。ぜひ練習して褒めの達人の域まで達していただきたいと思います。習慣になったころにはあなたには思ってもみなかった現象が降りかかるはずです。

とくに日本人は褒めるのが苦手なので、とにかく褒める練習から始めればいいと思っています。欧米の人は、さらにユーモアで落とすなんていいますが、そこまでできるようになれば人間関係に苦労することはありません。

「褒める練習」から始めよう

褒める練習はどこでもできます。たとえば、コンビニでもファミレスでも練習できます。

一番簡単なのは従業員の人に「笑顔が素敵ですね」「とても美味しいですね」などとひと言添えればいいだけ。その人の持っている物、見た目や、サービス内容に応じて、いいなと思ったところを具体的に褒めるだけでいいのです。

居酒屋やレストランに行っても、「ごちそうさま。とても美味しかったです」と言ってお店を出ればいい。

 

「1人会議」は、日課にしましょう。朝に「今日1日、〇人を褒めるぞ！」、夜に「今日は誰のことを褒めたかな？」と反省会をして、練習の成果を確認するといいのです。

挨拶も同じです。自分が挨拶をして返事があるかどうかなどは、気にしなくてもいいのです。大事なのは自分がやるかどうか、どうあるべきかなので、とにかく自分は明るく元気に挨拶をする。相手がそれに返してこようが返してこなかろうがどうでもいいのです。

挨拶も言い逃げでいい。自分の発するエネルギーを変えることにフォーカスしてみてください。

 

毎日続けていると、ある瞬間から劇的に変化を見せることがあります。

これまで挨拶をまったく返してこなかった人が、ある日ぼそっと「おはよう」と言ってくることがあります。褒められた人も笑顔で、「ありがとう」と返してきてくれる。それはあなたがそれまでに、目の前の人や宇宙に投げかけてきたものの結果として降りかかってくる出来事です。

この段階になると、良いことが数珠つなぎに巻き起こってくるようになるのです。習慣に変わっているのです。