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自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本

2023.10.08 公開 ポスト

「人を愛さない方がいいんだ……」愛情表現が乏しい幼少期が生む悲しい勘違い山根洋士

「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。

このたび、本の発売を記念して10月13日(金)にトークイベント開催が決定いたしました。山根先生に直接お悩みを相談できるチャンスです。会場でもオンラインでも、みなさまのご参加お待ちしています。

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「私は愛されない方がいい」「誰のことも愛さない方がいい」……なんだか歌詞のようですが(笑)、メンタルノイズが裏目に出ると「愛されない方がいい」のではなく「愛さない方がいい」と幼心に思い込むことがあります。

たとえば、子供が保育園で遊んだ内容を伝えたくて、身振り手振りを交えて話しかけているのに、たまたま機嫌が悪かったお母さんが「そっか」の一言だけで終わらせてしまった。

このときの子供心の反応は「お母さんそっけなかった。やっぱり愛されてないんだ……」だけではありません。「自分の愛情表現が受け入れてもらえないなら、自分は人を愛さない方がいいんだ」という悲しい勘違いをしてしまうこともあります。

つまり、愛情が通じないなら、もう愛さないとスネてしまうのです。このスネた心を忘れたまま大人になると、パートナーとの関係に問題が生じます。

お母さん、お父さんのことを「大好き」って言えますか?

愛着障害は心理療法的にちょっと根深い問題で、自分でできる対処法は限られています。一つ有効なのは、3歳くらいの自分に戻ったつもりで「お母さん、お父さん、大好き」と声に出して言ってみることです。

愛情不信ノイズのある人がこのワークをすると、十中八九、苦虫を嚙み潰したような顔をします。長い間、愛情を感じない方がいいと思い込んでいるので、強い抵抗を感じるのです。なので、決して無理をしなくて大丈夫。言える範囲でかまいません。

ポイントは「今の」両親に愛情を伝えるワークではない、ということです。

もちろん好きなら好きでいいのですが、大人になってからも両親を好きでいる必要はありません。ただ、3歳くらいまでの子供は無条件にお母さん、お父さんが大好きです。このときの気持ちがいわば愛情の原点。ワークを通して、少しずつ思い出してみましょう。

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山根洋士「〈自己肯定感〉の悩みにお答えします~『心のクセ』を直して理想の人生を手に入れよう~」

10月13日(金)19時30分より、会場&オンラインにて開催いたします。人気心理カウンセラーの山根洋士先生が、「心のクセ」=メンタルノイズにまつわる悩みにお答えします。詳しくは、幻冬舎大学のページをご覧ください。

関連書籍

山根洋士『マンガでわかる 自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』

自己肯定感は高めなくていい! 無意識の「心のクセ」=メンタルノイズに気づき、ありのままの自分を受け入れれば、人生はたちまち好転する。 18種類のメンタルノイズの特徴と原因を漫画でわかりやすく解説。

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自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本

「自信がない」「すぐ凹む」「自分を責めちゃう」「いつも不安」……。人生が思うようにいかないのは、幼少期に身につけた無意識の「心のクセ」=メンタルノイズが邪魔をしているからです。『自己肯定感低めでもうまくいく「心のクセ」読本』では、人気心理カウンセラーの山根洋士さんが、18種類のメンタルノイズをマンガでわかりやすく解説。その中から代表的なメンタルノイズをみなさんに紹介します。

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山根洋士

心のクセを直す「メンタルノイズ」カウンセラー(心理カウンセラー)/一般社団法人メンタルノイズ心理学協会チェアマン(会長)。大阪府出身。早稲田大学中退。両親の離婚、熱中していたスポーツの挫折、就職の失敗などを経て、情報誌編集者からノンフィクションライターとして独立。金銭的な成功をつかむものの、激務のあまり過労死寸前で緊急入院。入院生活で「なんのために生きるのか」を模索し、心理療法を学び始める。心の風邪薬のようなカウンセリングを提供したいという想いからカウンセラーになる。実践中心のカウンセリングで一線を画し、これまでに8000人以上の悩みを解決。心理学だけでなく、数多くの経営者やスポーツ選手などへの取材経験、AIやロボット工学、脳科学などを取り入れたメンタルノイズメソッドを開発。ビジネス面でも、メンタルノイズ心理学を立ち上げから3年で年商1億円規模に成長させる。著書『「自己肯定感低めの人」のための本』(アスコム)がメンタル本大賞2021優秀賞を受賞。『「自己肯定感低めの人」が幸せになるワークブック』(宝島社)、『「自己肯定感低めの人」の人づきあい読本』(大和出版)、『「自己肯定感低めの人」が、一生お金に困らない方法』(PHP研究所)、『なぜ、あの人には何でも話してしまうのか』(アスコム)など著書累計15万部を突破。

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