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旅行に行ってきた。
年明けからとにかく仕事を頑張ったので、久しぶりの旅。ふらっと街を歩いて映画館を巡って帰ってこようくらいの、どこに行こうかな~っという、いつもの行き当たりばったり一人旅を考えていた。
けれど、たまたま予定が合ったので東京のママとの旅になった。

飛行機の時間など色々考えて、行き先は沖縄に決定。

 

あらやだ。しばらく友達と会わずに過ごしてきてしまったので、本当に刺激的だった 。

何度か訪れているけれど、ママが運転してくれると言うので、北部の方を楽しむことにした。
1人じゃ北部の方まで行く旅はチョイス出来なかっただろうなぁ。

『人と関わる』ということが、世界を広げてくれることを、心底実感する旅だった。

【楽】カタツムリに会いました(1)

さて。沖縄に友達と行く。
となったら、途端に何を着ていこう? という気持ちになった。なんか白い服で行きたいな~。
で、私は服を買いに行き何を思ったか、高校生ぶりにデニムを手に取ったのだ。デニムは似合わない、と思っていたのに。大人になってデニムは1本も持っていなかったのに。私は試着したのだ。
そしてまさかの、気に入ったのだ。
「えっデニムってなんかすごい、はきやすいんだ! 楽だしかわいい!」試着室での発見に心が踊った。
なんで似合わないってちょっと思っただけで敬遠 していたのだろう。探してみたら自分に合っているかたちもあるじゃないか! 
いつものテンションで1人で旅に出ようとしていたら、思いつかなかったこと。
で、ご機嫌でデニムをはいて空港に向かった。ここがポイント。このデニムのお陰で私はご機嫌になれたのだ。
「友達と旅行に行くって思ったら何故かデニム買ってたのー! 1人だったら絶対買おうって思わなかったよありがとう!!」
「私なんにもしてないけど! 笑。珍しいと思ったー! めっちゃ似合ってるよいいじゃんいいじゃん!!」と言ってもらえて普通に喜ぶ私。
行く前からひとつ、世界が広がるきっかけをもらった。ママありがとう! 

【楽】カタツムリに会いました(2)

ママはマングローブを見たいと言っていた。
私はマングローブがどんなものなのか、わかっていなかった。
カヤックどう? ということで、面白そう! っと思った。
一人旅でカヤックは選んだことはない。
ママがマングローブカヤックを探して予約してくれた。当日になって私は「ところでマングローブって何?」と言い出すレベルの下調べしない人間だが、それがまたとにかく面白い体験だった。
カヤックを漕いだり、美しい自然を堪能出来たのはもちろん、全く知らなかったからこそ、ガイドさんのお話しからマングローブの凄さを新鮮に学ぶことが出来て、マングローブすごい植物すごい自然すごい!! ︎の連続。そこからもう植物ブーム。植物園も見に行って、感動だらけ。
帰ってきて調べても、イマイチよくわからなかったり、何より偉大さが実際に見ないとわからないということを実感すると、旅で実際に見れて、興味を持つきっかけをくれたママありがとうなのです。

【楽】カタツムリに会いました(3)

私はママに映画館に行きたいと言った。
私の中では旅に行ったら1番初めに出てくる選択肢だけど、ママは「旅行で映画館に行こうと思ったことない!! ︎めっちゃいいじゃん! 行こう行こう!」と言ってくれた。あぁ、もしかしたら私もひとつ、相手にとって世界を広げられるきっかけを渡せたかなと思うと、私ばかりもらった訳ではなく、お互いに良いことだなぁと思った。
そして、Googleマップで見つけたコザにある「シアタードーナツ」に行くと、代表の宮島さんが物凄く素晴らしい愛と信念を持った方で、色んなお話が出来てハッピーな時間となった。ママもとにかく喜んでくれたので、本当によかったなぁと思えたのでした。

【楽】カタツムリに会いました(4)

「人と関わる」ということは、良くも悪くも影響を受ける。コロナ以降、仕事と家族との時間だけで基本は過ごしている自分がいる。
世の中が普通の生活に戻っても、自分から友達と会うということはなかなかない。
それだけ私は1人が好きと言えば聞こえはいいが、言い換えると、「人と関わるのは面倒くさい」でもあるかもしれない。
本当に極端なのだけれど、気を抜くと本当に人と会う機会をつくらなくなってしまう。

仕事で色んな人と関わるし、現場に行けばたくさん話をする機会もあるけれど、やっぱり仕事とプライベートでは全く意味が違うんだよなぁ。

世界を広げてもらえるのは、やっぱり誰かの考えを聞いたり、誰かの普通を知ったり、誰かの言葉からの影響だったり。

1人もいいけど、1人では辿りつかない体験だったり気持ちの威力もすごいよなぁ。
ほどほどに。良いバランスに。
もう少し「人と関わる」が最近の目標になりました。

ママとの旅。
とっても勉強になったり、視野を広げてもらったり、カタツムリに毎日会ったり、梅雨も楽しめたり、本当に良い旅でした。
次はどこに行けるかな。

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いつまで自分でせいいっぱい?

自分と向き合ったり向き合えなかったり、ここまで頑張って生きてきた。30歳を過ぎてだいぶ楽にはなったけど、いまだに自分との付き合い方に悩む日もある。なるべく自分に優しくと思い始めた、役者、独身、女、一人が好き、でも人も好きな、リアルな日常を綴る。

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佐津川愛美

1988年8月20日生まれ、静岡県出身。女優。
Instagram http://instagram.com/aimi_satsukawa

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