「『センスは練習』『服も練習』“試してみる”ことで広がる可能性」あきやあさみさん講座レポート幻冬舎編集部

ハードルが高い「試着」への具体的なアドバイスも

7月6日（土）に、一年3セットの服で生きるスタイリスト、あきやあさみさんの『「一セットの服」で自分を好きになる』刊行記念講座シリーズ「“なりたい自分”を知って“心満たす服”を手に入れる」の第2回が開催されました。

今回のテーマは、「“なりたい自分”はどんな服を着る？　練習から始めよう！」。

まずは、マルジェラの“四つ糸論争”を例に、ファッションというものがいかに正解がなく、ルールがないものかという話から始まりました。

そして、あきや家で培われた「失敗は挑戦した証」「恥ずかしいは気持ちいい」という精神とともに、あきやさんが、どんなシチュエーションでどんな服を試してきたか、そして、センスとは先天的なものではなく、後天的でつくられるものであるという「センスとは何か？」について、ご友人や、百貨店時代のバイヤー経験を例にお話くださいました。

その後は、「では、どう練習していくか？」の提案。「制服化チェックリスト」を使った自分の達成度を客観的に把握するワークもありました。

普段とは違う行動を促すために、次回までにやってみる「カフェのワーク」という宿題も。どんな宿題かはぜひアーカイブでご覧ください。

質問タイムでは、やはり「試着」は、多くの方にとって悩ましい問題であることがわかりました。とりわけこの季節、汗なども気になります。それに対して、あきやさんは店員経験の実感とともに具体的なアドバイスをくださいました。また、物欲に負けそうなときにどうするか？　などあきやさんが「いい質問！」と何度も声をあげるほどさまざまな角度からの質問をいただきました。

参加してくださった方の感想をご紹介します。

バイヤーがどうやって買い付けているかというお話が聞けたのが特に面白かったです。自分が試着に行った時の店員さん・デザイナーさんとのやりとりにも参考になると思いました。
恥ずかしくなることを恐れないでというメッセージに心が暖かくなりました。

聞いたことがないエピソードがたくさんで、まだ引き出しがあったんだ！　と驚きました。
随所で「これがルールだと押し付けたくない、自分の道を突き進んでほしい」という気持ちが現れていたのが印象的でした。
チェックリストも、子育てしながら田舎暮らしをしている私でもほぼ埋められるくらいの難易度で、「私、出来てたんだ」と自信になり、それを狙ったのかなと感じました。
しばらくnoteを書くことから遠ざかっていましたが、また書きたいことがふつふつと出てきました。良いきっかけをありがとうございました！　

大変勉強になりました！　
自分をもっと愛するためにファッションを楽しみます！　

時間があっという間に感じるくらい濃密でわくわくする講演会でした！　
特に、クローゼットに制服パターン貼る方法は是非やってみたいです。

あきやさんのXやnoteでも、感想や講座の様子が紹介されています。

アーカイブは、8月5日（月）23時59分まで視聴可能です。ぜひご利用ください。

また第3回が9月7日（土）に開催されます。テーマは「服で人生を動かす」。会場参加チケットの販売方法を、今回より抽選販売にいたします。
7月6日（土）16:00 ～ 7月10日（水）23:59のあいだにお申し込みください。

オンライン参加チケットの販売は7月23日（火）12:00より開始いたします。

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2018年4月にスタートし、リアルとオンラインでさまざまな講座を開催してきた「幻冬舎大学」は2024年8月、「幻冬舎カルチャー」としてリニューアルいたしました。

講座形式のイベントだけでなく、オンラインサイン会、参加型イベント(オンラインと会場参加のハイブリッド開催等)、動画や音声の販売など、様々なイベント系企画を行って参ります。