
暮らし術
伝説的なミュージシャンであるニーナ・シモン。一九九九年、その最後の公演となったロンドンでの演奏後、本書の著者であり、彼自身にもまた熱烈な支持者がいるというミュージシャン、ウォーレン・エリスは必死の思いで舞台に這い上がった。なぜなら、演奏を始める直前、ニーナが口から出したガムを無造作にスタインウェイのピアノにつけたのを見ていたからだ。ピアノの上に置かれたままになっていた、ニーナが汗を拭った白いタオルでそのガムを包んで、ウォーレンは持ち帰る。途中手に入れたタワーレコードの黄色いビニール袋に入れ、そのままの状態で二十年も他人の目に触れないところに仕舞っていた。
日々更新する
多彩な連載が読める!
専用アプリなしで
電子書籍が読める!
おトクなポイントが
貯まる・使える!
会員限定イベントに
参加できる!
プレゼント抽選に
応募できる!