2025年3月5日 ギャンブルトーク辛酸なめ子

先日、久しぶりに仕事関係の方々と小網神社にお参りしました。
強力な金運のパワスポとされる神社で、小さいですが厳かな存在感が霊験を漂わせています。平日の午後で、お参りには10人弱、お守りを買う列は結構長めでした。銭洗いは空いていたのでお金やコインを洗うことができました。

最近、自己肯定感が下がっていて神社に行く前も100均の店内にいたら、店員さんの邪魔になってしまって申し訳ない思いが高まりました。人のネガティブな念を時々過剰に感じてしまうことがあり、たとえば道で追い抜こうとする人や、すれ違ってぶつかりそうになった人の、「邪魔」という念を強く感じがちです。その度に自分の気力が減っていくのを感じています。もっとお互い優しくなる世の中になってほしいです。

少し前に、ぶつかりおじさんの女性版、ぶつかりおばさんと遭遇したことがありました。すごい勢いで突進してきたので、咄嗟に壁に貼り付く感じでよけたら「何！？　信じられない！」とキレられて理不尽でした。ぶつかりを避けたことで怒られるとは……。もう一人近くにいた婦人が「怖いわね」と慰めてくれましたが……。

何かと邪険にされがちな日々ですが、神社参拝でポジティブになりたいです。金運が上がることも祈念します。

お金の話題でいうと、先日カフェで隣の若い男性2人が気になるトークをしていました。
「オンラインカジノ、普通に大学生のときにやってたし」と、ラフなファッションの、山田涼介と星野源を足して割った感じの男性が、スーツ姿の友人に漏らしていました。違法かどうかという話では「出金しなかったから」と理由で逃れたようです。
「最初のクレジットは無料で、そのあと追加でクレジット買っちゃうと賭博になる」だそうで、ほとんど罠です。
「CM、有名なスポーツ選手だし大丈夫だって思うじゃん。大学の友だち皆やってたから、全員摘発される。令和ロマンの人かわいそう」

調べたらそのBというオンラインカジノはサーバーが海外にあるようですが、日本でお金を賭けて遊ぶと賭博になってしまうみたいです。スマホを持って海外で遊んだらセーフなのでしょうか？　何かとグレーな世界です。
当時オンカジをやっていた男性は「皆罪の意識なんて全然ない」とのことです。それにしても時代を感じるのは、私が学生時代は雀荘とかに学生が行っていたイメージで、クラスに靴下に札束を入れて雀荘とかに行ってる人がいると聞きましたが、そのときはオンラインカジノなんて影も形もありませんでした。

令和の20代は、合法で遊ぶなら、スポーツベッティングやPOGという競馬ゲームがいいと話していました。「スポーツベット、マジで熱いよね」だそうです、「ペーパーオーナーゲーム」、POGという仮想馬主として馬を選んで賞金の合計を競うゲームも人気のようです。お金ではなく商品がもらえます。「ファンタジープレミアリーグ」FPLという、仮想チームを作って試合するゲームもおもしろいそうです。オンラインゲームはデータ更新の頻度が重要だとか。スポーツベットには、国営に絡みにいくパターンと、一般の会社がやっているゲームに参加するパターンにわかれるそうです。横で聞いてるだけですが勉強になりました。Z世代にポーカーが流行っている、という話も数年前あったので、合法でもいろいろ楽しめます。

男性2人は「競馬は農林水産省、スポーツ振興くじは文部科学省、競輪は経済産業省。何なのこれマジで。やば」「税収になるからね」と、省庁と合法の賭け事の関係について調べて驚いていました。オンラインカジノもどこか省庁が仕切って税収になっていれば摘発されなかったのかもしれません。
私の方は、最近の米国株の激しい動きを見ているだけで消耗し、もうさらにギャンブルをしたい欲求も気力もありません……。