スマートフォンの普及にともない、ここ2~3年でネット婚活者が急増しています。
そこで、カリスマ婚活コンサルタント澤口珠子さんが、生徒さんへのアドバイスのために、みずから婚活アプリを使って、3カ月で104人とデートをしながらネット婚活の現状を調査!……のはずが、予想外の展開に。なんと、デートをした内の1人の男性と交際半年で結婚することになったのです。
その体験から得た必勝法をまとめた『はじめての「ネット婚活」 幸せになるための最短ルート』が発売となりました。刊行を記念して、本の読みどころを一部ご紹介します。
第4回目は、マッチング(お互いが「いいね!」をし合ってカップル成立)したあとの、サイト上でのメールのやりとりについて。ファーストメールの送り方から、自然消滅しないメールのちょっとしたコツをお教えします。
* * *
男性とマッチングしたら(お互いに「いいね!」をし合ってカップルが成立したら)、いよいよサイト上でメールのやりとりがスタートします。
ここではまず、心がけていただきたいことが2つあります。
1. メールをやりとりする男性の人数は、つねに10人を目安にする。
2. その10人のうち六人と会うのを目標にする。
メールのやりとりを10人と同時並行するなんて無理! と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、心配ありません。
第二章でお話ししたテクニックを使えば、マッチング率がぐんと上がるので、10人は余裕でできるはずです。
それに、リサーチした男性からもこんな意見がありましたよ。
【とにかく、たくさん出会うことだと思います。いい男性に出会うということ自体が確率論なので、まずは分母を増やすことが大切だと思います。
そして、何人かの男性と同時並行で恋愛することではないでしょうか。大丈夫、男性はあなたの三股に気づかないです。バカだから(笑)】
そうなんです。真剣なお付き合いがスタートしたらもちろん別ですが、それまでは同時並行すればいいのです。後ろめたさを感じる必要なんて、まったくありません!
だからメールはつねに10人と同時並行を心がけてみてください。
そうすると、一人の男性に執着したり、相手に余計な妄想を抱いたりという、無駄なエネルギーを使うこともなくなります。
そして、その10人のうちの6人と会うことを次の目標にしましょう!
ファーストメールは「気軽さ」がポイント
マッチングしたあと、最初のメールは、もちろん男性から送られてくるのが理想的です。
でも3日待っても来なかったら、あなたからメールをしましょう。待つ時間がもったいないですものね。
自分から送るファーストメールは、いかに相手が気軽に返信できるか、がポイント。
これがすべてといってもいいくらいです。だって、返信がもらえないとメールのやりとりすらはじまりませんからね。
長すぎず、相手が気楽に返信できるメールを心がけましょう。
私が男性に送っていたメールのテンプレートを、ここでご紹介します。ぜひ真似てみてください。
自分からファーストメールを送る場合。
「はじめまして。~と申します。マッチングありがとうございます。うれしいです。お名前、なんてお呼びすればよろしいでしょうか?」
相手からファーストメールが来た場合。
(相手の名前がわからない場合)
「ご連絡ありがとうございます。うれしいです。お名前なんてお呼びすればよろしいでしょうか?」
(相手の名前がわかる場合)
「~さん、ご連絡ありがとうございます。うれしいです」
これに、下記のいずれかをプラスします。
「~さん、お仕事はどの辺りでされているんですか?」
「~さんはいつもどの辺りで飲んでらっしゃるんですか?」
「~さんも~お好きなんですね。おすすめをぜひ教えてください」
頻度も長さも相手に合わせるのがコツ
先日も生徒さんから、マッチングした男性に自分から最初のメールを送っても返信が来ないというご相談をいただきました。
生徒さんが最初に男性に送ったメールをいくつか見せてもらったところ……とても長かったのです。
これでは、相手の男性は返信するのがおっくうになってしまいます。
ファーストメールの時点では、相手の男性がメール無精なのか、それともマメなのか、まだわかりませんよね。
相手にとって心地よいメールの長さがわからないうちは、気楽にやりとりできるメールを心がけましょう。
うまくやりとりするコツは、メールの頻度も長さも相手に合わせること。
人とのコミュニケーションで大切なことは、実は相手の熱量に自分の熱量を合わせることなのですね。
これはメールにかぎったことではないですが、相手のテンションに合わせたり、相手のしぐさを真似したりすると、人は好感を抱くものなのです。
ですからぜひメールでも、男性のテンションに合わせてやりとりするようにしてみてください。そうすると、気が合うなと自然と好意を持たれやすくなります。