スマートフォンの普及にともない、ここ2~3年でネット婚活者が急増しています。
そこで、カリスマ婚活コンサルタント澤口珠子さんが、生徒さんへのアドバイスのために、みずから婚活アプリを使って、3カ月で104人とデートをしながらネット婚活の現状を調査!……のはずが、予想外の展開に。なんと、デートをした内の1人の男性と交際半年で結婚することになったのです。
その体験から得た必勝法をまとめた『はじめての「ネット婚活」 幸せになるための最短ルート』が発売となりました。刊行を記念して、本の読みどころを一部ご紹介します。
第5回目は、初デートについて。好感を抱いてもらうためのファッションやヘアメイク、そしてコミュニケーションのコツを紹介。澤口さんが実践したところ、9割の男性が「また会いたい」と心を開いた必勝テクを伝授します!
* * *
今度は、初デートで相手から好感を持ってもらうためのテクニックをご紹介します。
第一印象がとてもよかったら、すぐに今後の展開につなげていきたいですよね。
私は3カ月で104人とデートしましたが、あることを意識したおかげでそのうちの9割が「また会いたい」と言ってくださり2回目のデートにつながりました。
何を意識したかというと……。
「相手が呼ばれたいと思っている呼び名を早めにゲットする」
ことなんです。
お店でお会いしたら、メールではまだ本名を聞いていない場合もあるので互いに自己紹介をしますね。そして名前を教えてもらったら、こう訊いてみましょう。
「いつも何て呼ばれてるんですか?」
「お名前、どうお呼びすればよいですか?」
そして、もし恋愛関係に発展させたいなと思ったら、「私には何て呼ばれたいですか?」と尋ねます。
この「私に何て呼ばれたい?」が、男性はわりと好きなんです。それに、そう男性に訊くと男性からも「じゃあ、僕は何て呼べばいい?」と訊いてもらいやすくなります。
許可を得てから呼ぶのがコツ
ただし、名前を呼ぶ際には重要なポイントがあります。
必ず相手の許可を得ることです。
許可を得ないままいきなり気安く呼ぶと、男性はドン引きします。
というのも、男性はもともとパーソナルスペースが女性に比べて広いので、許可を得ないと、「図々しい」「馴れ馴れしい」「こいつ慣れてるな」と思われてしまい、印象がよくありません。テリトリー意識があるわけですね。だから、必ず許可を得てください。
たとえば、お相手が鈴すず木き尚なおさんというお名前だったら、「ナオくんって呼んでもいいですか?」と訊くのです。初対面でも「名字+さん」ではなくファーストネームで呼び合えると、すぐに親密になれます。
そして呼び名が決まったら、乾杯のタイミングで「もう敬語はお互いやめましょう」と提案してみましょう。「敬語を使ったらひと口飲んでくださいね」と付け加えるとさらによいと思います。
初対面なのにお互いニックネームで呼び合い、さらに敬語ではなくタメ語で話していると、心の距離がぐっと近くなるので、とても打ち解けられるのです。
逆に、この人はイヤだなと思ったら、名前をいっさい呼ばないようにしてください。名前を呼ばなくても会話はつづけられるので、相手に不快感を与えず自然に遠ざけることができます。
服装は「女子アナ」を参考に
ネット婚活で出会った男性とはじめて会うとき、何を着たらいいかというご相談もよく受けます。
大半の男性は、清潔感があって品のある女性らしいファッションに好感を持ちます。簡単にいうと、「女子アナ風」の服装です。
色は、白、ピンク、黄色などの明るく淡いものにしましょう。黒は避けてください。
それから、やはりスカートが基本です。ただ、肌の露出が多すぎたり、スカート丈が短すぎるようなものは、下心の対象にされやすいのでやめましょう。
アクセサリーは小ぶりのものをセレクトし、ブランド物は避けます。派手なものはお金のかかる女だという印象を与えてしまうからです。
小物としては、ストールがおすすめ。冬はもちろんですが、夏の透け感のあるストールは男性にも人気です。
メイクは、昼間用の派手すぎない感じがよいと思います。つけまつげやネイルなどは、男性はあまり好みません。
ようするに、万人受けするようなコンサバティブな服装がベストです!
細かなことですが、ハンカチはレースとミニタオルなど、二枚用意しておくと女性らしさが演出されますね。
また相手の男性の身長がわかっている場合は、ヒールの高さも配慮するといいでしょう。