戦国時代には「すげー武将」「すげー大名」が、わんさかいます。力のある人がどんどん上に上り詰めることができる時代だったのですから、当然といえば当然です。
その中で、秀吉がなぜ、抜きんでることができたのか?
どんなドラマを見ても、秀吉は個性的で魅力的ですが、今回は、秀吉のずるがしこさが光りますよ!
* * *
【斉天大聖と守鶴と姫若子】
黒田官兵衛パート9まできてしまいました。
へこたれずについてきて頂いてる皆様には、ただただ感謝でございます。
もう少しだけお付き合い頂けたら幸いです。
それではおさらい。
秀吉、光秀たおす。
↓
織田家のあと継ぎ、三法師ちゃんに決定。
↓
柴田勝家と秀吉の仲、最悪。
↓
秀吉、勝家たおす。
↓
大坂城作ったり、毛利と話し合いしたり、いろいろ。
東北、関東、東海、四国、九州。
それぞれの地域に、
伊達、北条、徳川、長宗我部、島津。
秀吉の配下(部下だね)に加わっていない「いや強ぇーな!」って大名が、まだこんなにいました。秀吉の、次の対戦相手はこの中の誰か……。
さて、その相手との戦いのきっかけを作ったのは、秀吉ではなく、対戦相手でもなく、織田信長の次男、織田信雄でした。
賎ヶ岳の戦い(柴田勝家とバトったやつね)では、秀吉と手を組んだ織田信雄。
信孝(信長の三男だよ)との争いにも勝ち、三法師ちゃん(信長のお孫さん)の後見人になったはずなのですが、
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超現代語訳 戦国時代 笑って泣いてドラマチックに学ぶ
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