幻冬舎ほぼ全作品が最大50%OFF(※)のキャンペーン"電本フェス"が9/15(金)~9/28(木)の期間で開催中!
直木賞・本屋大賞ダブル受賞作『蜜蜂と遠雷』(恩田陸:著)や、今年度ベストセラー『多動力』(堀江貴文:著)や、眞子さまとご婚約された小室圭さんが読まれていたことで話題沸騰中の『月たった2万円のふたりごはん』(奥田けい:著)など話題の作品も多数対象となっている最大級のキャンペーンです。
今回は、編集スタッフそれぞれが"電本フェス"一押しの作品を紹介いたします。
第五回目は、スキャンダル好き女史・編集部Oによる「恋愛小説のススメ」です!
※幻冬舎plusで開催される電本フェスはポイント50%還元です
"片想いに疲れた人へ"
「悲望」 (著・小谷野敦)
編集部Oコメント:
脈なしの相手に、ひたすら付きまとう東大院生の冷静な語りがクセになる小説。モテない東大院生の藤井くんは、同じ院生の響子さんを好きになり、嫌われまくっているのに留学先のカナダまで追いかけます。「クリスマスカードや年賀状にどうして返事をくれないのか」と藤井くんが尋ねれば、「喪中かと思ったんです」とすげなく答える響子さん。それでも、楽観や勘違いを驚異的な力に変える-ストーカー的思考が知的な一文一文に凝縮されていて、にやにやしながら一気に読み終えてしまいます。
"ときめかない人へ"
「僕のとてもわがままな奥さん」 (著・銀色夏生)
編集部Oコメント:
「猟奇的な彼女」や「(500日)のサマー」が好きな人に、ぜひおすすめしたい小説! ナオミさんという強烈な恐妻と、怯えながら生活する夫のジュンさん、二人のキュートな掛け合いがたまらなく面白いです。ナオミさんの暴君具合は、ここまで自由に振舞えたらと羨ましくなるほど。質問魔なところも素敵で、ジュンさんにのらりくらり交わされても、しぶとく会話を諦めません。言葉の投げ合いから少しずつ、関係性がゆるんだり、ねじれたり、強くなっていくのかもしれないと、この素敵すぎる夫妻から学ぶのでした。
"素直になれない人へ"
「ソウル・ミュージックラバーズ・オンリー」
(著・山田詠美)
編集部Oコメント:
婚約者とのデート中に、昔の男が見違えるほど素敵になって現れたり、17歳の不倫相手に、パイを投げつけられたり……。8つの短編に登場するのは、みんな「粋な女たち」です。自分の欲望に正直で、身勝手だけれど可愛げがあって、大好きな音楽とセックスを思う存分楽しんでいます。気持ちはごまかせても、体で感じる喜びは間違いないと、読めば読むほど訴えてきてくれる1冊。傷つくことを一切恐れない、むきだしで生きる彼女たちに、たくさん名言をもらえます。
"ひとりの相手に決められない人へ"
「彼女がその名を知らない鳥たち」
(著・沼田まほかる)
編集部Oコメント:
別れても好きな最低すぎる元カレと、まったく愛せない献身的な恋人。最後に紹介するのは、この最低と献身のレベルが度を越した恋愛ミステリーです。十和子(10月から公開の映画では蒼井優さんが演じます)は、容姿が悪くお金もない陣治と同棲中。こんな男のどこがいいかと言うと、溺愛力に尽きます。罵倒されても優しく、従順で、マッサージがとにかく上手い。けれど十和子が考えるのは、クズすぎた元カレのことばかり。ある日、その元カレが行方不明になったと知らされた彼女は、真っ先に陣治を疑い始めてしまう……。ラストに待つ「うっ、そんな……」と「ハッ、そうか……」という切なさと衝撃。愛情の底知れなさに、読み終わったあと2時間ほど呆然となります。
いかがでしたでしょうか?
ぜひご参考いただき、"電本フェス"をお楽しみください!
さらに今回の電本フェスは、この機会でしかお申込みできない抽選プレゼントをご用意しております!
・ 『蜜蜂と遠雷』恩田陸氏サイン本
・ライフネット生命・出口治明氏とお茶ができる権利
・『多動力』Tシャツ など
バラエティに富んだプレゼントを特設ページにてお申込みいただけます。 各電子書店店頭でも、ポイントバックやクーポン配布など、お得になるキャンペーンを行っていますので、ぜひこの機会に幻冬舎作品をお楽しみください!
■電本フェス特設サイトはこちら
http://www.gentosha.co.jp/denpon/