SABU (さぶ)
映画監督
1964年和歌山県生まれ。
91年、俳優として初主演映画『ワールド・アパートメント・ホラー』(大友克洋監督)で、第13回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞。95年より自らの企画でシナリオを書き始め、翌年『弾丸ランナー』で脚本・監督デビューを果たす。監督第2作『ポストマンブルース』(97)はサンダンス映画祭を初め、多数の映画祭で好評を博し、コニャック映画祭では最優秀新人監督賞を受賞した。他に『アンラッキー・モンキー』(97)、『MONDAY』(99/ベルリン国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞)、『DRIVE』(01/カナダファンタジア映画祭最優秀アジア映画賞受賞)、『幸福の鍵』(02/ベルリン国際映画祭 NETPAC賞)、『ホールドアップダウン』(05)、『疾走』(05/シラキュース国際映画祭最優秀長編映画賞受賞)、『蟹工船』(09)、『うさぎドロップ』(11)などを監督。国内外から熱い支持を集め続けている。今回の『天の茶助』は初めて書き下ろした小説を自ら映画化。