1966年生まれ。小説家。主な著書に『おおきな森』(講談社)、『女たち三百人の裏切りの書』(新潮社、野間文芸新人賞・読売文学賞)、『南無ロックンロール二十一部経』(河出書房新社、鮭児文学賞)、『LOVE』(新潮文庫、三島由紀夫賞)、『アラビアの夜の種族』(角川文庫、日本推理作家協会賞・日本SF大賞)、『馬たちよ、それでも光は無垢で』(新潮文庫)、『聖家族』(新潮文庫)、『ベルカ、吠えないのか?』(文春文庫)など。戯曲に『冬眠する熊に添い寝してごらん』(新潮社、上演版演出・蜷川幸雄)、現代語訳に『平家物語』(河出書房新社)。最新刊は初のノンフィクション『ゼロエフ』(講談社)。朗読劇では脚本と演出を担当している。