大晦日を前に慌ただしさを増す麻布の町で、人斬り事件が発生。岡っ引きの源蔵は下手人が小鈴の店に逃げ込んだと睨む。案の定、店には怪しい客がいた。だが女将の小鈴だけは「あの人は違う」となぜか自信たっぷり。一方、幕府批判の書を著して行方知れずとなっていた小鈴の父・戸田吟斎は、鳥居耀蔵により幽閉の憂き目を見ていた……。時代小説の俊英が放つ大好評シリーズ第四弾!
- 幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信(オンライン)環境が必要です。
- ※特に、画像が多い本やコミック作品を読む際は通信するデータ量が多いため、高速なブロードバンド通信環境を推奨いたします。