足袋職人の弥兵衛は、人も羨む隠居暮らしを送っていた。
店は息子に譲ったが、職人としての腕は健在。
七日に一度訪ねてくる息子家族との夕餉や、可愛い盛りの孫との遊びを楽しんでいた。
だが、最愛の娘の久々の訪問が彼の心を乱してしまう。一体何が?
お夏は弥兵衛の胸の内に溜まった灰汁を取り去ることができるのか?
大人気シリーズ第七弾。
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