灸師の小梅は恋仲だった清七の死の謎を丹念に追い続け、ついに真相に辿り着こうとしていた。一方、江戸城内では政変の勃発により激震が走り、南町奉行・鳥居耀蔵の身辺も俄に慌ただしさを増す。そんな折、顧客である鳥居から出療治を頼まれた小梅は、ある決意を胸に鳥居の待つ『笹生亭』へと足を向け……。手に汗握る最終巻、シリーズ堂々完結!
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