

販売開始日:2025.03.23
※メールでお送りする電子チケットです。紙のチケットの送付はしておりません。
販売開始日:2025.03.23
ノーベル賞作家の自伝的小説に描かれる「恋愛の陶酔」と「冷静」
2月から始まったひらりささんと鈴木綾さんの連載「往復書簡 恋愛と未熟」と並行して、「恋愛と未熟」読書会を開催します。第1回は4月25日(金)19時半~、課題図書は、2022年にノーベル賞を受賞した、フランス人作家・アニー・エルノーの『シンプルな情熱』です。
本書は、自らの体験をもとにした、離婚後独身でパリに暮らす女性教師と、妻子ある若い東欧の外交官との不倫関係を描いた小説。
綾さんは、ひらりささんへの手紙のなかで、『シンプルな情熱』についてこう述べました。
恋愛というのは不合理だよね。時々、恋愛相手と一緒にいるときより、相手のことを考えているときの期待感の方が嬉しかったりする。フランス人作家でノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーの『シンプルな情熱』はまさにそういうストーリー。主人公はある時期恋愛関係を持っていた既婚者の話を語るけど、「彼」が話の中心ではない。彼女が彼が来るのを待っていたときの喜びがメインなのだ。
恋愛の情熱はどこからくるのか? 恋愛の持つ不合理さとはなんなのか? そして、『シンプルな情熱』は、恋の話なのか? 愛の話なのか?
こんなことをご参加のみなさんと考えたいと思います。
事前に本の感想や質問したいことをおたずねするフォームをお送りします。
当日、その感想をご自身で発表し、対話に参加しても問題ない方は、「参加OK」である旨をお知らせください。ご指名しつつトークを進めていきます。
もちろん見るだけ、聴くだけのご参加も大歓迎です。課題図書を読んでいない方にもわかるよう、解説をいれながら進行していきます。
リアルタイムでご視聴いただけない方には、4週間視聴可能なアーカイブもございます。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
講座概要
テーマ
『シンプルな情熱』読書会~恋愛の喜びと不合理を考える
日時
2025年4月25日(金)19:30~21:30
ご参加までの流れ
講座開催日前日の18時頃に視聴用URLをメールにてお送りします。開始時間が来ましたらそのURLにアクセスし、オンラインイベントにご参加ください。
※視聴用URLは @gentosha.jp ドメインまたは @gentosha.co.jp ドメインからのメールにてお送りいたします
※メールが届かない場合、「迷惑メール」フォルダをご確認ください
※その他ご不明点などあれば下の「お問い合わせ先」までご連絡ください
アーカイブ配信について
4月28日(月)18時までにメールにてアーカイブ動画の視聴URLをお送りいたします。
当日ご参加いただけなかったという方も、そちらでお楽しみいただけます。
5月26日(月)17時まで視聴可能です。
お問い合わせ先
担当 山村(やまむら)
gculture@gentosha.co.jp
090-3876-2246
出演者プロフィール
鈴木綾
1988年生まれ。6年間東京で外資企業に勤務し、MBAを取得。ロンドンの投資会社勤務を経て、ロンドンのスタートアップ企業に転職。現在は退職し、英語での小説を執筆中。2017?2018年までハフポスト・ジャパンに「これでいいの20代」を連載。日常生活の中で感じている幸せ、悩みや違和感について日々エッセイを執筆。日本語で書いているけど、日本人ではない。著書に『ロンドンならすぐに恋人ができると思っていた』(幻冬舎)がある。
ひらりさ
文筆家。1989年生まれ。オタク文化、BL、美意識などのテーマで、女性についての様々なエッセイ、インタビュー、レビューを執筆する。平成元年生まれのオタク女子4人によるサークル「劇団雌猫」メンバー。単著に『沼で溺れてみたけれど』(講談社)、『それでも女をやっていく』(ワニブックス)。 劇団雌猫としての編著書に、『浪費図鑑』(小学館)、『だから私はメイクする』(柏書房)など。
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