生き方
やっほー、そっちはどうだい。私はやっと落ち着いてきた。そっちももう慣れたかい。
先月珍しくあんたの友達から電話が来た時、なんだか嫌な予感がしたの。なぜかいつもの飲みの誘いではないような気がして、なるべく明るく声を作ってさ、予感が当たらないことを願ったよ。
結局私の悪い予感は当たってしまった。哀しさと寂しさと悔しさで、耳が詰まって聞こえなくなるまで泣いた。いまこの文章を書きながらまた泣いてしまっているのだけれど。
ここから先は会員限定のコンテンツです
- 無料!
- 今すぐ会員登録して続きを読む
- 会員の方はログインして続きをお楽しみください ログイン
歌詞には書けない愛の話
シンガーソングライターとして活動するほのかりん。歌という表現を超えて、一人の女性として、心のうちをさらけだす。表現者として新たな挑戦となるエッセイ、新連載!