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西野亮廣の本

2024.12.09 公開 ポスト

『ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』は、大切な人への想いを伝えたいあなたのための絵本幻冬舎編集部

クリスマスになると町は飾り付けられ、おなじみの音楽が流れてきます。みんなワクワクしているように見えて、心の、いつもと違う部分が刺激されます。

楽しいプランを立てている人もいるでしょう。何歳になっても、サンタさんの到来に期待してしまう人もいるでしょう。クリスマスの寂しい出来事を思い出してしまう人もいるでしょう。

それでも全ての人に、クリスマスは訪れます。

そして、全ての人のクリスマスが素敵な一日になればいいな、と思います。

 

ところで、クリスマスの“定番ソング”というのは、わりといくつかに絞られる気がしますが、クリスマスの“定番絵本”となると、それぞれバラけるような気がします。

私にとって、クリスマスの定番の絵本は、もう15年ほど、これです。

 

ジップ&キャンディ ロボットたちのクリスマス』にしのあきひろ作

西野亮廣さんの絵本といえば、えんとつ町のプペルが大ヒットして、そのカラフルで繊細な世界で多くの人を魅了しましたが、

西野さんが絵本作家としてスタートした当初、こんなモノクロの絵本を作っていました。スケッチブックに、0.03mmの極細のペンだけを使って、こつこつこつこつ描いていました。1枚書き上げるのに1ヵ月かかる、という気の長くなるような作業でした。

 

さて、この物語の1ページ目は、こんな風に始まります。

土星の裏がわに、人とロボットがいっしょに暮らす星があります。

これは、その星のクリスマスに起きた奇跡の物語。

☆   ☆   ☆

主人公は、最新型ロボットの「ジップ」。イケイケ(?)の元気な少年です。

ジップは、旧型ロボットの「キャンディ」に出会って、恋に落ちます。

ふたりは、ジップの翼で、街じゅうをデート! そして、クリスマスの日に、もみの木の下で会うことを約束します。

ところがある日、キャンディのメモリー機能に異変が…。

ジップが近くにいるだけでも、キャンディの未来は失われてしまう。

どんな理由で「キャンディの未来が失われてしまうのか」――。それは絵本でぜひ読んでいただきたいのですが、その理由を知ったジップは、胸が張り裂けそうになります。(そして、読者も同じように、胸が張り裂けそうになるはずです!)

愛するキャンディを守りたいジップは、キャンディへの想いをあきらめることを決意します。

ジップは、ひとりぼっちになってしまいました。

そしてクリスマスの夜、ジップはひとりでもみの木へ向かうのです――。

そしてーー。(ここで説明しちゃうのが、もったいなすぎるので、ぜひ読んでください!)

*   *   *

ラストシーンは、何度読んでも、涙が溢れます。

こんなにも優しくて、こんなにもあったかい物語があるだろうかと。

このお話は、大切な誰かを、人生をかけて守る物語です。そして、誰かを大事に思う気持ちは必ず伝わるのだ、ということを教えてくれます。

毎日忙しく暮らしていると、あなたの中ある”大事な思い”を、思い返したり噛みしめたりすることなく、どんどん日は過ぎていきます。

でも、クリスマスは特別な日。大切な人のことを思って過ごせたらいいですね。

 

だって…

Xmasの夜には、奇跡が起こるのですから!

 

この絵本は、あなたにとっても、クリスマスの定番になるはずです。

今年のクリスマスプレゼントをどうしようか悩んでいる方、この絵本をプレゼントにしてみてはいかがでしょうか。

お相手のことをあなたが大切に思っていることが伝わる、最高のプレゼントになるはずです!

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆

そして、特別なおしらせ!

2024年のクリスマス、この絵本を子供たちにプレゼントできる企画ができました。

【絵本ギフト】会場にいる子供《1名》にクリスマスプレゼントを贈れる権

詳細はコチラ。神戸ポートタワーで開催されるクリスマスマーケットに遊びに来た小学生以下の子どもに、クリスマス限定表紙の絵本『Zip & Candy』をクリスマスプレゼントとしてお贈りできる、という権利です。(1冊からプレゼントできます。まとめて10冊、100冊とプレゼントできる権利もありますよ)

その「限定表紙」というのがこちら。西野亮廣さんによる描き下ろしです!

(※こちらは、今年の神戸のクリスマスマーケットの会場でのみ、展開する予定です。デザインはかんかんさん!)

大人になったら、顔が見えない相手でも、どこかにいる子どもたちに、優しい気持ちをプレゼントする…っていう選択肢もあると思いませんか? そう、あなたもサンタクロースになれるのです!

今年のクリスマスの思い出に、「子供たちへ、愛の物語をプレゼント」。

ちょっと大人になれた気がして、いいなあと思うのです。

(担当編集者 袖山満一子)

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西野亮廣の本

絵本作家、芸人、映画製作総指揮など、さまざまな肩書で活躍する、にしのあきひろ/西野亮廣さんの本にまつわるさまざまなニュースや新刊情報などをご紹介。

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