新年の「いいご縁のためのレッスン」の最後は、「言葉の力」について。言葉には力があります。だからこそ、意識して使い方を変えていきましょう。
言葉で自分に呪いをかけないで
「まったくご縁に恵まれなくて」「やりたい仕事とはなかなか縁がなくて」なんて言葉は日常的によく聞かれます。ただ、いきなり怖い話をして恐縮ですが「ご縁がない」と口に出せばご縁は減ります。「言霊」という言葉の通り、言葉には力があります。いわば自分に呪いをかけているようなもので、どんどん縁のない体質になっていってしまうんですね。
そもそも論として、縁は目に見えないもの。本当はあっても気づこうとしなければ、その人にとっては「ない」ものになります。ないと思っていたら見出そうという気持ちも生まれないでしょう。だったら、ないと決めつけてしまったらもったいないですよね。ご縁は見えないだけで、ちゃんとあるもの。そうマインドセットした上で「こういうタイプの人が好き」「こんな仕事が嬉しい」なんて表現をしてみると理想的です。
必要以上に意味を見出そうとしない
人と人が出会えば、そこには縁が生まれます。恋やあこがれなど特別な気持ちが生まれたら、本気であればあるほど「この縁を信じてもいいのか?」と考える人も多いでしょう。でも、出会った意味は? これは良縁か、それとも悪縁か?といったことは、神経質に考えないほうがベターです。縁自体には意味も、良いも悪いもないからです。
出会ったことは「縁ができた」ということであって、それ以上でもそれ以下でもありません。良い縁にしていきたいなら、見るべきは縁ではなくて相手なんですね。相手の目を見て話を聞いて、価値観をたくさん共有しましょう。信頼の気持ちを持ちましょう。そうすることで、良縁にしていけます。
この縁というものは、運命とよく似たとらえ方をされていることが多いようです。つまり「決まっているもの」「変えたり動かしたりすることはできず、受け止めるしかないもの」ということですね。でも、実はご縁は自分で作っていけるし、変えていくこともできる。困難を求めるような人生もそれはそれでアリですが、できれば限りある人生、できるだけ良い人に囲まれて過ごしたほうがハッピーなことも多いでしょう。恋も仕事も人生も、良いご縁を引き寄せていこうではありませんか。
※本記事は、2017/3/15掲載の「縁結びの神社に参拝するだけじゃ意味がない⁉ 良縁のためにできること<ご縁の法則>」を再編集したものです。
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