伝説の家政婦としてテレビでも大人気! タサン志麻さんの最新刊『志麻さんのレシピノート』が発売されました。志麻さん初となるイラストによるレシピブックです。本書のなかから、おもてなしにもピッタリな一品をご紹介します。
4月12日(金)には、本書の発売を記念して六本木蔦屋書店でトークイベント&サイン会を行います。みなさまのお申し込みをお待ちしています!
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ローストビーフ
コツさえわかればとても簡単
表面を焼きつけてオーブンに入れるだけ
SHIMA's note
フランス人にとってオーブン料理は楽をしたいときの料理だから、ローストビーフもしょっちゅう作っている。肉を室温にもどす、表面を強火で焼きつける、焼いたら休ませるの3つのコツで、文句なしのローストビーフになる。わが家はレアで食べるけれど、焼き加減は好み。残ったらパンにはさんで豪華なランチに。
材料(4 人分)
牛かたまり肉(もも肉)……500g
塩、こしょう……各適量
油……大さじ1
ワイン(赤白どちらでも)……50ml
水……50ml
醬油……小さじ1
バター……15g
つけ合わせのサラダなど
作り方
1 牛肉は室温にもどし、キッチンペーパーで軽く押さえて余分な水分を取る。表面全体にしっかりめに塩(肉の重量の0 .8 ~1%)とこしょうをする。
2 フライパンに油を強火で熱し、牛肉の全面に焼き色をしっかりつける。200度に予熱したオーブンに5~10分入れて、取り出したらアルミホイルに包んで15 分休ませる。
3 (2)のフライパンを再び熱し、ワイン、水、醬油を加えて、フライパンにこびりついた肉のうまみを木べらなどでこそげ落とす。ひと煮立ちしたらバターを溶かし、味をみて塩こしょうでととのえる。肉を切って盛りつけ、ソースを添える。
強火で熱したフライパンに肉を入れて、動かさずにジュッと焼きつけながら、表面全体に焼き色をつける。
作ってみました!
200度のオーブンで7分かけて取り出したら少し冷たかったので、3分プラス。無事に好みのレア加減になりました! なぜ冷たかったのかというと…きちんと常温に戻していなかったからなんです。反省!
高いお肉でなくても、しっとりしていてお肉のうま味を堪能できました。
なんとなくオーブンってあまり使っていなかったのですが、オーブンがこれから大活躍の予感です。
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2024年3月27日発売の『志麻さんのレシピノート 何度でも作りたい、食べたいフランスの家庭料理』(タサン志麻・著)の試し読みをお届けします。