「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの新刊『「一セットの服」で自分を好きになる』は、自信をもって生きるために、心を満たす服をまず「一セット」つくりましょう、という提案。9月7日(土)には、服を人生の味方にする実践的な講座を開催します。あきやさんの提案する服で人生を切り拓く方法とは? 講座にもぜひご参加ください。
自分の可能性を広げる服選び
ファッションに関する相談を受けていると、必ず生き方や人生の話に繫がっていきます。私たちはただ服を着て静かにじっとしている存在ではなく、服を着て活動しているもの。
「どんなところに生まれてどんなところで育って、どんなことを学んで、どんな人に会って、どんなことを考えながら生きてきたのか」自分のストーリーが語れなければ、満足のいく服選びはできません。
そんな風に考えると「これからどう生きていきたいのか」という問いかけは、服を選ぶときに、とてつもなく重大なテーマとなるはずです。
「なりたい自分」をちゃんと考えることは「あれもできる、これもできる」と可能性を広げることに繫がります。自分が制限をかけているだけで、服だって実はあれも着られるし、これも着られるんですよね。
その「したい→できる」「着たい→着られる」の視点を持つと、選ぶ服やクローゼットの中身も大きく変わっていきます。「なりたい」というのは、外見だけでなく、心からの願望です。「こんな風に生きていけたらいいな」という叫びを身に纏っていきましょう。
「考えるファッション」で自分の未来が変わっていく
ここまで、「たくさん練習しよう」「たくさん考えよう」と伝えてきました。もしかしたら「練習とか、修業とかじゃなくって早く答えを教えてよ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
私も「これさえ買えば大丈夫!」と言い切りたいところなのですが、なんせ人の心は複雑怪奇。答えはその人しか持っていません。そして複雑だからこそ、服選びは面白いのです。
本書で大切にしたのは、「自分を好きになる」ことと、その過程です。周りの目を気にして「着せられた服」で自分を心から好きになるのはなかなか難しい。「自分で何を選び取ったのか」という部分を大切にしてほしいのです。
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つづきは、『「一セットの服」で自分を好きになる」をご覧ください。
9月7日(土)開催のあきやあさみさん「“なりたい自分”でどう生きる? 服で人生を動かそう!」講座のアーカイブ販売中です!
詳細は幻冬舎カルチャーのページをご覧ください。
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「一セットの服」で自分を好きになる
「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの2冊目の本『「一セットの服」で自分を好きになる』について
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