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「一セットの服」で自分を好きになる

2024.08.31 公開 ポスト

「服は生き方」“着せられた服”ではなく“選びとった服”を人生の味方にする方法あきやあさみ

「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの新刊『「一セットの服」で自分を好きになる』は、自信をもって生きるために、心を満たす服をまず「一セット」つくりましょう、という提案。9月7日(土)には、服を人生の味方にする実践的な講座を開催します。あきやさんの提案する服で人生を切り拓く方法とは? 講座にもぜひご参加ください。

自分の可能性を広げる服選び

ファッションに関する相談を受けていると、必ず生き方や人生の話に繫がっていきます。私たちはただ服を着て静かにじっとしている存在ではなく、服を着て活動しているもの。

「どんなところに生まれてどんなところで育って、どんなことを学んで、どんな人に会って、どんなことを考えながら生きてきたのか」自分のストーリーが語れなければ、満足のいく服選びはできません

そんな風に考えると「これからどう生きていきたいのか」という問いかけは、服を選ぶときに、とてつもなく重大なテーマとなるはずです。

「なりたい自分」をちゃんと考えることは「あれもできる、これもできる」と可能性を広げることに繫がります。自分が制限をかけているだけで、服だって実はあれも着られるし、これも着られるんですよね。

その「したい→できる」「着たい→着られる」の視点を持つと、選ぶ服やクローゼットの中身も大きく変わっていきます。「なりたい」というのは、外見だけでなく、心からの願望です。「こんな風に生きていけたらいいな」という叫びを身に纏っていきましょう。

「考えるファッション」で自分の未来が変わっていく

(写真:Unsplash/Pawel Czerwinski)

ここまで、「たくさん練習しよう」「たくさん考えよう」と伝えてきました。もしかしたら「練習とか、修業とかじゃなくって早く答えを教えてよ」と思った方もいらっしゃるかもしれません。

私も「これさえ買えば大丈夫!」と言い切りたいところなのですが、なんせ人の心は複雑怪奇。答えはその人しか持っていません。そして複雑だからこそ、服選びは面白いのです。

本書で大切にしたのは、「自分を好きになる」ことと、その過程です。周りの目を気にして「着せられた服」で自分を心から好きになるのはなかなか難しい。「自分で何を選び取ったのか」という部分を大切にしてほしいのです。

*   *   *

つづきは、『「一セットの服」で自分を好きになる」をご覧ください。

9月7日(土)開催のあきやあさみさん「“なりたい自分”でどう生きる? 服で人生を動かそう!」講座のアーカイブ販売中です!

詳細は幻冬舎カルチャーのページをご覧ください。

関連書籍

あきやあさみ『「一セットの服」で自分を好きになる』

服は、なりたい自分。毎日、違う服を着なくていい。 一年3セットの服で生きる、人気スタイリストが伝授する、 服を味方にして人生を動かす方法 心を満たす服がひとつあれば、自信を持って生きられる。 ●新しい服よりも必要なのは「全身鏡」。外出先で自分にガッカリしなくなる ●服を「買えない人」も「買いすぎる人」も実は「決められない」ことが原因 ●手持ちの靴、バッグ、アクセサリーで「自分のナンバーワン」を決めてみる ●気に入ったものは「持ってるだけ」でもいい ●自分にとっての「意外な服の試着」が未来を変える ●服選びとは「自分を大切にする」こと… 「自分に必要な服」「自分の可能性を広げる服」が見つかる一冊。

あきやあさみ『一年3セットの服で生きる 「制服化」という最高の方法』

服選びの苦しみからさっさと抜けだそう! 一年3セットの服で過ごす、人気スタイリストによる、 少しの服で「自分らしさ」を作る方法 たくさんの服に時間とお金をかけて着まわすよりも、自分が納得できる同じ服を何回も着る方が、おしゃれで自信のある人に見えるのです! ・まず着ない服を決める ・靴は「自己評価」だと思って選ぶ ・バッグは「自己紹介」だと思って選ぶ ・アクセサリーは「アイデンティティ」だと思って身につける ・季節の始まりは断服式から ・服は愛せる数だけ持つ ・選び抜いた「自分だけの制服」は、人生を豊かにする最初の突破口 制服化のためのアイデアをまとめたイラスト解説付き。

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「一セットの服」で自分を好きになる

「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの2冊目の本『「一セットの服」で自分を好きになる』について

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あきやあさみ

一年3セットの服だけで生きる制服化スタイリスト。1985年、東京生まれ。2008年、日本女子大学家政学部被服学科卒業後、都内百貨店に入社。パーソナルスタイリスト、セレクトショップバイヤーを経験後、2018年に退社しファッションスタイリストとして独立。独特なファッション論を情熱的に語るnoteが評判となり、そのスピリッツとノウハウをまとめたはじめての本『一年3セットの服で生きる』(幻冬舎)を出版。新刊『「一セットの服>で自分を好きになる』ではさらに深化した手法を伝授。

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