2025年1月24日 検索アップデート辛酸なめ子

渋谷のGoogleでメディア向け懇親会があったので参加させていただきました。行って誰とも会話せず帰ってくることも多いこの会。IT系ライターは横のつながりが強いそうで、半ば素人の私がその輪に入るのはなかなか難しい感じです。黙々とエビの水餃子やポテトやお寿司など食べさせていただきました。

前半の、Google社員の方のプレゼンタイムも興味深かったです。今回はAIやGeminiの話題が中心でした。GoogleのAI技術は様々なところに生かされていて科学技術分野でもブレイクスルーを起こしているそうです。気象予測 AI や健康診断の結果の検証など。

一般向けに気軽に使えるのはやっぱりGeminiです。Googleの社員の方が実際プライベートで使っているのは、家族旅行のプランニングや1週間分の献立を考えてもらう、など。たしかに便利そうです。
ふと思ったのがGeminiのカスタマイズというかアップグレードで、使用者が真面目に研鑽を積むとGeminiが高次元っぽい答えを出すようになったらおもしろそうです。より守護霊になっていく感じで……。

今回のプレゼンで気になったのは「囲って検索」です。主にアンドロイドで使えるようです。今までのGoogleレンズでも便利でしたが、最近の新しいOSでは、ホーム画面の下のホームボタンなどを長押しすると、画面全体が紗がかかったようなモードになります。そのときに気になる写真などを指で囲むと、その写真が簡単に画像検索できます。スクショの必要もありません。
また、実際の景色の中のものを検索したい場合。ホームの右下のレンズアイコンを押すと、カメラが立ち上がり虫眼鏡マークを押してなんでも検索したり、文字の部分を認識し翻訳したりコピペできます。海外のメニュー翻訳などに便利だそうです。

私のPixelのOSが古かったのでGoogle本社でWi-FiでOSダウンロードしました。気のせいかOSデータがすぐ近くから届いてる感じがします。ある意味エコかもしれません。

アップグレードしてさっそく、周りのものを検索したり文字認識してみました。写真のように英字もホームからすぐ翻訳できます。

さらにテキストを選択できます。Googleレンズより簡単になりました。

以前はなんでも手書きでメモしてましたが、これですぐ選択や検索できたら文字を書かなくなりそうです……。
でも、今まで苦労してきたからこそ、大人になってからAIの恩恵のありがたみが感じられます。