生き方
上京したのは、25歳のときでした。そんな中途半端な年齢で、愛知県の片田舎から、なぜ東京に出ようと思い立ったのか、記憶がさだかではありません。就職がきまったわけでなし、秘めたる野望があったわけでもなし、故郷に飾りたい錦も、とくになし。
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ひとり暮しの手帖
これまでも、きっとこれからも、ひとり暮し。ここには、山田マチのひとり暮しのいろいろを書きつけます。
このなかのどれかひとつくらいは、あなたの心に届くかもしれない。届かないかもしれない。これは、ひとり暮しの山田の手帖です。