最近、心が死んでいる気がする。
世界中が泣いたという感動的な映画を観ても、涙一粒こぼれなかった。面白いとうわさの小説を読んでも、くすりともしなかった。すぐに笑いすぐに泣き、感動しやすい性質であるはずだというのに。
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愛の病
恋愛小説の名手は、「日常」からどんな「物語」を見出すのか。まるで、一遍の小説を読んでいるかのような読後感を味わえる名エッセイです。