友達の弟と、旅をしたことがある。
友達の弟は背が高くてお洒落でモデルをやっていて、クラブとか合コンとかテキーラ一気飲みやなんかが好きで、下着みたいなキャミソールワンピースを着ている女の子たちをいつも数人連れているような男の子だった。
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愛の病
恋愛小説の名手は、「日常」からどんな「物語」を見出すのか。まるで、一遍の小説を読んでいるかのような読後感を味わえる名エッセイです。