「もう、いつ死んでも、大丈夫。」
名僧たちの言葉から学ぶ、人生のしまい方。
・「自灯明」で人生が楽になる
・食を通じた禅「五観の偈」の教え
・お賽銭は「請求書」か「領収書」か など……
<目次より抜粋>
〇「暇」とは禅で言う「無」か「空」か
〇「時間をつぶす」まえに「時間につぶされる」日本人
〇見返りを求めない時間こそ、もっとも多くのものを与えてくれる
〇インド・ケニアで気づく時間の流れ
〇水道代は払うが空気代は――チベットの体験
〇毎日拝む心があれば、高価な仏壇はいらない
〇理屈がはずれ、底が抜けた生活こそ禅の極地、道心の極み
〇「右ほとけ左衆生と合わす手のうちぞゆかしき南無の一声」
〇「生飯」の作法で知る生きとし生けるものとの共存
〇誰でも持っているのに気づかない「衣裏宝珠」
〇「死ぬ」とは生まれる前、懐かしいところに戻ること
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