居酒屋〈小鈴〉のなじみ客で絵師の葛飾北斎は、本丸目付・鳥居耀蔵の謀略によって幕府に追われる身となってしまう。しかも齢八十ながら頑健である北斎が、ひょんなことから足を痛めてしまう。お上に目をつけられた者を助ける裏稼業“逃がし屋”となった小鈴と仲間たちが、足を怪我した北斎のためにひねり出した奇計とは――!? 時代小説の俊英・風野真知雄氏が紡ぐ人気シリーズの第7弾。
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