「子どもを持って初めて成長できる」。
印籠のようなこのセリフを否定するつもりはありませんが、でも、誰もが当たり前のように結婚して、子どもを産む時代は終わりに近づいているように思います。
それでも、非婚も子ナシもまだまだマイナーな選択なのでしょう。
王道のライフコースを選ぶ人生と選ばない人生。
そこにうずまく不安、安堵、諦念、自由……。
気鋭の学者、作家たちが、「結婚」と「出産」にまつわる社会の本音をあぶりだします。
<目次>
1 「結婚・妊娠・出産」って最後の宗教みたい 永田夏来+pha
2 日本社会に存在する「普通の結婚をしない人」へのスティグマ 藤沢数希+山口真由
3 女の人生に重くのしかかるのは、「未婚・既婚」より「子のアリ・ナシ」 酒井順子
※本作品は幻冬舎plus( http://www.gentosha.jp/ )に公開された記事(1:2017年10月、2:2017年6月、3:2016年5月)を再編集したものです。
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