戦国時代は世界の大航海時代だった。スペインやポルトガルは世界中で植民地獲得に乗り出し、その波が鉄砲やキリスト教伝来という形で日本にも押し寄せていた。織田信長はこれにどう対処するかという問題に直面した、わが国初の為政者だったのだ――安土城跡に発見された「清涼殿」の意味、スペインからの使者・イエズス会ヴァリニャーノとの熾烈な交渉、そして決裂。その直後に本能寺の変は起きた……。江戸の鎖国史観から見ていてはわからない、世界史における本能寺の変の真実。信長が背負っていた真の孤独とは。
- 幻冬舎plusでの読書にはインターネット通信（オンライン）環境が必要です。
- ※特に、画像が多い本やコミック作品を読む際は通信するデータ量が多いため、高速なブロードバンド通信環境を推奨いたします。
関連記事
小泉純一郎氏「面白い、一気に読んだ」と絶賛！話題の本『信長はなぜ葬られたのか』...
安部龍太郎
朝廷をも支配下におこうとした信長の野心
安部龍太郎
7万部突破の話題作『信長はなぜ葬られたのか』の次に読むべき歴史小説5選
安部龍太郎
豊臣秀頼の妻、千姫はキリシタンだったのか
安部龍太郎
黒田官兵衛はキリシタンだった
安部龍太郎
秀吉の中国大返しを可能にしたキリシタン勢力
安部龍太郎
