生き方
現役の神職・桃虚が指南する「季節の行事」とのお付き合いの仕方とは。
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季節の行事を楽しんで遊ぶこと自体がお祓いになる!?
節分は、いろんなものが転生するチャンスだったようです。
鎌倉時代から語られ始め江戸時代には絵入り本として庶民に親しまれていた「御伽草子」のなかに、「付喪神(つくもがみ)」というお話があります。人間に捨てられた古道具たちが「意識」を持ち、捨てた人間たちに、ものすごい仕返しをするという面白い内容です。
そのなかで、人間に捨てられた重鎮の古文が、同じく打ち捨てられた古道具たちにこんなことを説教するくだりがあります。
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毎日がみるみる輝く!神様とあそぶ12カ月
「小さな一瞬一瞬の幸せを感じる」を毎日続けていけば、「一生幸せを感じ続ける」ということになる。――当たり前のことだが、これが、神社神職として日々、神様に季節の食べものをお供えしたり、境内の落ち葉を履いて清めたり、厄除開運の祈祷を行って参拝者さんとお話ししたりする中でたどり着いた、唯一、確実な開運法なのです。
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神主さん直伝。春夏秋冬を大切にすれば、毎日が開運のチャンス!
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