
生き方
SNSを利用している10歳の女児は、SNSを利用したことのない女児に比べて「やせ願望」を抱く確率が1.9倍高いらしい。東京都医学総合研究所や東京大学などが2012年から15年にかけて調査したもので、SNSの利用頻度が高いほど「やせ願望」が高まる傾向があるようだ。
投稿されている他人の画像に接して、容姿を自分と比較したり、「いいね!」の評価が欲しくて自身の画像を投稿したりしているうちに、「もっとやせたい」という気持ちを強めている可能性があるという。
調査から5年経ち、いまやすっかり低年齢の子どもたちにもSNSが普及しつつあるから、この「やせ願望」もさらに高まっている可能性があるだろう。
子どもの「やせ願望」は、将来に渡って健康に影響を及ぼしかねないから、SNSを使わせないなど保護者が手立てを講じて子どもを守らなければならないと思うが、このSNSで醸成される願望の罠、なにせ大人もはまりがちというのが困ったところである。
嘘、デマ、フェイク、陰謀論、巧妙なステマに情報規制……。混乱と不自由さが増すネット界に、泉美木蘭がバンザイ突撃。右往左往しながら“ほんとうらしきもの”を探す真っ向ルポ。
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