「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの新刊『「一セットの服」で自分を好きになる』は、自信をもって生きるために、心を満たす服をまず「一セット」つくりましょう、という提案。本日(7月6日)、服を人生の味方にする実践的な講座を開催します。あきやさんの提案する服との付き合い方とは? 講座にもぜひご参加ください。
およそ2年でナンバーワンを入れ替える
みなさんは同じ服を大体何年くらい着ていますか?
私は「服はおよそ2年使ったら手放す」というマイルールを作って、クローゼットの中を定期的に入れ替えるようにしています(靴、バッグ、アクセサリー、アウターなどは2年以上使っています)。
なぜ2年でナンバーワンを入れ替えるのかというと、
(1) 期限を決めておくと、自然と着用回数が増えるから
(2) 数年ごとに「今、自分に合うもの」にアップデートしていきたいから
という理由からです。
制服化する以前は、期限を決めていなかったので「生地が傷むのが早くなってしまうから着る回数をセーブしておこう」という思考になって、もったいなくて着用回数が減ってしまうことがよくありました。
制服化してからは「2年後にはお別れしよう!」と最初に決めておくことで、遠慮なく一着の服をたくさん着て、時が来たら潔く手放すことができるようになりました(たくさん着るので2年持たずにクタクタになってしまうこともあります)。
また、服を選ぶ上で、ほんの少しのトレンド感も必要だなと感じています。私は流行最前線のものを着るタイプではないのですが、5~6年前の服をずっと着ていると
・今の(世間の)トレンドと合っていない
・今の(自分の)気分と合っていない
・今の(自分の)外見と合っていない
と微妙にズレが生じてしまうのです。どんなに好きな服だったとしても「今の自分」を基準にしたいと考えています。
手放す時期のマイルールを決めるといつも身軽で風通しのいいクローゼットが作れます。
最初は「決断する」ことに戸惑ってしまうかもしれませんが、慣れていくと考えがスッキリ、解放された気分になります。
練習を続けると、1年後の自分は「服を選ぶのがちょっと楽」、2年後の自分は「だいぶ楽」、3年後の自分は「余裕しゃくしゃく」になっています。
ご自身の「ナンバーワン」を心の中で決める練習、ぜひ取り組んでみてくださいね。
* * *
つづきは、『「一セットの服」で自分を好きになる」をご覧ください。
9月7日(土)開催のあきやあさみさん「“なりたい自分”でどう生きる? 服で人生を動かそう!」講座のアーカイブ販売中です!
詳細は幻冬舎カルチャーのページをご覧ください。
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「一セットの服」で自分を好きになる
「一年3セットの服で生きる」スタイリスト、あきやあさみさんの2冊目の本『「一セットの服」で自分を好きになる』について
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