【東洋二十四節気 星占い11月22日～】「小雪」の時期の運勢小池雅章（青山五行）（占術家　「青山五行」創始者）

四季折々の暮らしに欠かせない歳時記。昔から伝わる、季節の行事にあわせた暮らし方には日々の健康や開運・幸せになる知恵がたくさんつまっています。

そしてこれはあまり知られていないことですが、歳時記のもととなる二十四節気と、星占いをつかさどるホロスコープの運行には密接な関係があるのです。

本連載では、11月7日から始まる「小雪」の時期の過ごし方について、12星座を前半・後半にわけた「東洋二十四節気星占い」でアドバイスします。

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初候　 11月22日～11月26日　虹蔵不見(にじ かくれてみえず)

次候　 11月27日～12月 1日 　朔風払葉(きたかぜ このはをはらう)

末候　 12月  2日～12月  6日　橘始黄(たちばな はじめてきばむ)

11月22日、太陽が射手座に入り東洋二十四節気では「小雪」となります。

雪と名前が付くだけあって、さすがの温暖化した日本でも富士山の山頂では雪が降り積もり、冬の装いを凝らし始めております。夏の富士も良いですが、やはり雪を施した姿がその玲瓏(れいろう)な様子をいっそう引き立てます。

そして、風物詩的には、今年は11月29日の「三の酉」まであり、昔から火事が多い年と言われておりますから、乾燥しやすくなるようです。ご用心下さい。

このように歳時記的に記してゆきたいのですが、しかし今回は、西洋占星術的見地から是非ともお知らせしたい事があります。

11月20日、冥王星が水瓶座に入りました。冥王星は2023年の3月24日から6月1日、そして今年の1月21日から9月1日の間、数回、水瓶座に入りましたが、逆行の為に一時的に山羊座に戻ったりしておりました。しかし今回の水瓶座入座では、もう山羊座に戻る事はなく、本格的な冥王星水瓶座時代の到来であります。

2008年からここまで続いた山羊座冥王星時代、山羊座とは社会体制を表しますので、世界中の多くの国で体制の変化が顕著となりました。占星術的にはその変化がここで一応の形を作り、ここからは、独自性に磨きをかけてゆくといった暗示となります。

そして冥王星は10月13日より順行に戻り、山羊座に進んでまいりました。このあたりから最後の変化の総仕上げといった暗示が強まり、日本では衆院解散での与党過半数割れ、アメリカでは大統領選がありました。

ここで注目したいのは、石破総理は水瓶座、トランプ大統領は双子座という事で、まるで冥王星水瓶座時代に合わせたような配合となったのです。本当かどうかは分かりませんが、習国家主席も双子座、プーチン大統領は天秤座。まるで冥王星がそうしたかのような、風のエレメントの星座が主要国首脳の顔ぶれとなります。ちなみに敗れたアメリカのハリス副大統領も天秤座とは、星の配置の必然さを感じずにはいられません。

火の星座 牡羊座・獅子座・射手座は創造的

地の星座 牡牛座・乙女座・山羊座は現実的

水の星座  蟹座  ・  蠍座 ・魚座　は情緒的

風の星座 双子座・天秤座・水瓶座は論理的

とされていますが、風の星座の人はとても議論好きで、現実よりも語る事が何よりも得意な人たちの集まりとなります。不思議ではありますが、天体の暗示どおり、このようになったのかもしれません。

いっぽう敗れた高市氏は魚座、小泉氏は牡羊座。ですから、これも風の星座の本当の幕開けにふさわしいと言うか、偶然の一致とは考えにくいものがあります。

占星術の表す世界の動きに、いっそう注視していきたいところです。

二十四節気星占いでみる、11月22日～12月6日の運勢

 

牡羊座前半生まれ＝春分生まれ

大きな嗜好の変化が生じる時となります。ここで興味を感じたものや、好きになったものは、まさに運命的な変革と言って良いでしょう。一寸(ちょっと)した好みの変化が人生の大変化に繋がります。素直に楽しいと感じた事、好きと感じた対象に関わってゆくと、よりいっそう運気がひらけるはずです。12月1日の新月前後では、心に響くような事象が起こりそうですから、素直な気持ちで臨みましょう。あなたの心が喜ぶ方向に向かう行動が、何よりの幸運の鍵となります。

 

牡羊座後半生まれ＝清明生まれ

周囲の人の為に何かをする事が開運の鍵となる期間であります。特にあなたの知識を周囲に提供すると大変喜ばれそうなので、仕事においてもそれ以外でも、出し惜しみをしない事です。社会的評価と金運が上手く連動して行く時ですから、奉仕の精神が後に大きなメリットを生むという事になるのです。この期間は人の心を癒す力も備えますので、あなたの言葉が、誰かには千金の意味を持つという事もありえます。微笑みと声かけを心がけましょう。

 

牡牛座前半生まれ＝穀雨生まれ

公私間の葛藤が強くなる期間となりそうです。家の事や家族の事で忙しく、また仕事の面でも非常にハードで、どちらを優先するか迷うかもしれません。しかしこれは、長期に亘りあなたのキャリアが大きく変動して行く時期だからで、致し方ないのであります。特に年単位での社会的地位の上昇などについて考えてみましょう。プライベートの忙しさは一時的ですが、公的な面での上昇の為の変動は、これから数年の単位で継続して行きます。いわばチャンスの到来なのです。

 

牡牛座後半生まれ＝立夏生まれ

これまで迷っていた事に明快な答えが与えられるような時となります。そして、多くの事が解決や復調に向かって滑り出すでしょう。行動する事で更に自信が生まれて、あなた独自の考え方や行動にも価値を見出してゆけそうです。金運も上昇に転じますので、欲しいものの取得にも適しています。もちろん、何でも買って良いというわけではありませんが、ここで、あなたの物を見る目に間違いはなさそうです。投資的価値のあるものを見分ける力も付いているのです。

 

双子座前半生まれ＝小満生まれ

12月1日の新月前後は、対人関係に目を凝らす時です。新たなパートナーシップの生まれる可能性が高まります。個人的にも仕事上でも、進んで新しい人間関係の構築をしてゆくチャンスです。このところ少しばかり停滞していた社会面での活躍にも良き動きが始まる暗示ですから、まずは人と交わる事から始めましょう。色々な人の考えを知る事で、ご自身の考え方にも自信を深める事ができます。ここでは多少の意見の違いなど気にせずに、周囲の人を受け入れて行く気持ちが開運の鍵となります。

 

双子座後半生まれ＝芒種生まれ

基本的な運気の拡大が始まります。まずは目の前の人を大切にするといった事から始めましょう。少し苦手と思っていた人でも、話してみると意外な一面に気がつくかもしれません。そのように人を受け入れる事によって、あなたの運気の底上げが計られて行くのです。直ぐには結果は出ないものの、数ヶ月に亘って続ければ、必ずや状況は大いに良き変化を遂げるに違いありません。12月半ば以降も対人関係を大切にしてゆきましょう。

 

蟹座前半生まれ＝夏至生まれ

新たな職務や任務の生まれる時です。これには積極的に挑戦して吉となります。少しばかり難しいかな、と感じても果敢にチャレンジしましょう。これらを遂行する事が金運とも連動する時ですので、インカムの増加も充分に期待ができます。そして何よりも、これらの事によって大きな自信があなたの中に生成されるのが一番のメリットなのです。ここで得た経験や自信は、永きに亘ってあなたの助けとなるはずですので、気を抜かずにまいりましょう。

 

蟹座後半生まれ＝小暑生まれ

長らく続いた対人関係における課題も消えて行く時となりました。人間関係にも自由度が増して、あなた本来の人なつこさが戻ってまいります。心の重石が取れたような爽快感と自信が甦ってくる事でしょう。周囲の人との関係性もよりスムーズになって、人間関係全般が幸運に包まれた感じになりそうです。あなたにとっては人間関係こそが人生の基本ですから、ここから暫くは楽しい時間が流れてゆく事になります。これは数年単位で継続します。

 

獅子座前半生まれ＝大暑生まれ

ラッキーな期間に入ってまいりました。12月1日の新月は、あなたにとっては恋愛が生まれるといった嬉しい暗示となり、あなたご自身の地力も付いて、色々と可能性も高まる時となります。対人関係にも新たな幕が上がり、今後多くの人との出会いが暗示されております。この期間は、それらのスタートとなりますので、これまでの固定観念にとらわれずに、心が喜ぶ方に歩みだす事が大切です。迷った時は、より高度な方向へ舵を切る事をお勧めいたします。開運期に入りました。

 

獅子座後半生まれ＝立秋生まれ

新たな仕事の環境が生まれる期間の始まりです。これは年単位で継続して行く暗示ですから、今後、数年は仕事というものに如何に関わってゆくかという事を考える時となります。これまでの厳しい環境から、自由な環境に移れるでしょう。まずはご自身が好きな事や興味を持てる事に従事してみるのが基本です。当たり前のようですが、今までは、これがなかなか難しかったようです。しかしここからは色々な制約が取れて、思うようにやって行ける可能性が高まるのです。

 

乙女座前半生まれ＝処暑生まれ

仕事の分野に新たな可能性が生まれる期間のスタートとなりました。初めは漠然としていますが、徐々にその輪郭を明らかにしてゆく事でしょう。これは半年、一年と言った単位でお考え下さい。まずは足場を固める必要があります。自分は何ができるだろうとか、どんな分野ならば長期的に関わってゆけるだろうかとか、まずはそのような自己観察から始めましょう。12月1日の新月前後はまさにそうした思案には適した時となります。

 

乙女座後半生まれ＝白露生まれ

自信が再構築されて行くような時です。これまでとは根拠の異なった分野での自信が芽生えて、それが物事に好影響を与えて上手く回りだすといった期間となります。特に恋愛などでの進展が始まり、対人関係をはじめ、全ての人間関係に良き影響を与えそうです。あなたにとっては服装や身だしなみに気を使う事が運気を押し上げる事に繋がりますので、オシャレに投資をするのもここでは重要なファクターです。

 

天秤座前半生まれ＝秋分生まれ

新たなスキルの習得や学習、または資格取得などに挑むには好機となります。これは12月1日に形成される新月のあなたへの暗示であります。大きな流れでは、運気はゆったりと上昇基調です。人生における楽しさと言ったものを享受して行けそうです。何かに夢中になったり、恋愛が生まれて楽しい流れが続いたりと、幸運の波に乗れる可能性が高まっています。その為にも行動力を上げておく必要があります。こちらから積極的につかみに行く姿勢が大切です。

 

天秤座後半生まれ＝寒露生まれ

これまであなたを悩ませてきた、家や家族に関する課題がここでフェードアウトしてゆくようです。何となく心を曇らせていた問題からの解放です。これらの事によって新たな自信も生まれて、仕事などにも好影響が見られるようになります。今まで手の打ち様のなかった課題にも、具体的な解決策が生まれそうです。この期間の幸運の鍵は、対人関係における相手への思いやりです。ご自身の事をさておいても、相手の立場を考えての言動が何よりのラッキーを呼び込みます。

 

蠍座前半生まれ＝霜降生まれ

新たな金運の波がやってまいります。12月1日に形成される新月は、あなたにとっては新しい経済施策が生まれるといった暗示なのです。具体的利殖の方法や仕事についてのインカムを真剣に探って行く時です。住まいや不動産について考えるのにも有益な期間ですから、こちらも検討する価値がありそうです。また恋愛については、長期的な視野でとらえる事をお勧めいたします。少なくとも年単位でのビジョンを描いてゆくと良き結果となりそうです。

 

蠍座後半生まれ＝立冬生まれ

金運の上昇が暗示されますが、これは出るのも入るのも大きくなるといったものです。上手くコントロールできればプラスとなり、制御が効かなければマイナスとなる可能性もあります。予想外の収入などにも恵まれそうですが、このようなものの処理にも細心の注意が必要となります。いっぽう対人関係や恋愛関係にも制御が効いて上手くやれそうな時ですが、夢を追いすぎの傾向となりますから、たまには現実をしっかりと見つめる事が大切です。

 

射手座前半生まれ＝小雪生まれ

まずはバースデーウィークスおめでとうございます。この期間のお生まれの方は、ある意味万能であり頭脳は切れて申し分ありません。少しばかり自由すぎるところは目をつむってもプラスの要素が多く残るほどです。12月1日の新月は、あなたにとっては人生のプチ・リニューアル的な時となります。新たな幕が開けてゆく好機です。自信も判断力も相当に高くなっておりますので、何かにチャレンジするのには絶好のチャンスです。

 

射手座後半生まれ＝大雪生まれ

知的能力が上昇中、といえどもある意味、散漫になりやすい時です。あなたは頭脳明晰ゆえに色々な事に興味を持ちすぎてしまう傾向があり、ここではオーバーロード気味となってしまいそうなのです。しかし対象を絞り込んでさえいれば、不可能はまずありません。仕事に関しても同じ事が言えます。具体的かつ現実的に一つずつこなしてゆく事が何よりの近道のようです。この期間は仕事を通して金運が上昇するという暗示が濃厚です。

 

山羊座前半生まれ＝冬至生まれ

12月1日の新月は、あなたの心の奥底で新たな希望やビジョンが生まれてくるような暗示となります。これまでの固定観念にとらわれずに、新しい価値観を元に何かを構築する、とても良きタイミングです。運気は徐々に上昇をし始め、特に経済に関しては新たな試みが功を奏すといった暗示が強まっています。一寸したご自身の中での革命、つまり価値観の変化という事が、今後の大きな流れとなって行きそうです。

 

山羊座後半生まれ＝小寒生まれ

大きな重石が取れたような感じの時が始まりました。ここ数年間、色々と制約がかかった状態からの脱却ができそうです。特に、これまでとは違う環境に入った事を意識する必要があります。過去の失敗に懲りて行動しないというのが、一番の失敗となってしまいます。突然、暗闇から陽のあたる場所に出たといった状態で、始めは戸惑うかもしれませんが、全てに積極志向で心を開いて挑む時期となりました。仕事運、金運共に上昇基調に入ったのです。

 

水瓶座前半生まれ＝大寒生まれ

大きな前進と変容の期間がスタートしました。これまでとは全く異なった環境や経験などが用意されている年の始まりです。今後数年に亘っての幸運の鍵は、変化の波に乗ってゆくという事であります。変わる事を拒んでいては進化はありません。始めの内は色々と戸惑いもあるでしょうが、これは新たな扉が開き未知のゾーンに入ったので、当然と言えば当然の事です。ご自分の力を信じて、道をあなたご自身が創って行く時なのです。

 

水瓶座後半生まれ＝立春生まれ

経済問題に不透明な課題が残りそうです。無理にどうにかしようとすると余計に混乱する期間ですので、可能な限り状況を見守る事が上策のようです。一旦解決したように見えたものも、またくすぶる可能性がありますから、お金に関しては慎重にゆきましょう。そして人付き合いも程々が良いでしょう。いくら楽しく感じても無為になってしまう関係にはご用心。この期間は全てに亘って様子見が良さそうです。ただし、決して悪い運気ではないので平常心でゆきましょう。

 

魚座前半生まれ＝雨水生まれ

新たなキャリアを目指すような時です。お勤めにしてもフリーランスにしても少し上を目指しても良いのではないでしょうか。もちろん、すんなりとゆく時ではありませんが、ここで得た信頼や地位は長期間あなたの許に留まると言った暗示が強いのです。全てがハードワーク気味になりますが、積極的に挑戦してゆくには良きタイミングです。仕事のハードさは必ず後に報われるはずですから、常にもう一頑張りと言った言葉を、頭の片隅に置いておきましょう。

 

魚座後半生まれ＝啓蟄生まれ

大きな変動が収まって、道筋がついてゆく時になりました。この期間はその最終調整といったタイミングです。公的な立場ももちろん重要でありますが、あなたにとっては私的な事がそれ以上に大切であり、人生に大きな影響を及ぼします。ここではプライベート優先と言った考えが、その後の人生をプラスにするという暗示となっています。そして一番の課題は、住まいや家族、私生活全般を潤いのあるものにするという事です。不思議とそれによって、人間関係も円滑になって行くでしょう。

 

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※二十四節気占いについて

二十四節気の区切りは、生まれ年によって若干異なる場合があります。
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