夫、義母を見送り67歳で一人暮らしが始まったイラストレーターの本田葉子さん。さみしい。心細い。と思いながらも、楽しみな気持ちがいちばん大きかったといいます。暮らしをサイズダウンしながらも心が明るくなる工夫が満載の『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』より、本田さんが楽しむ秋と冬のおしゃれをお届けします。
「慣れ親しんだ安心感」秋と冬のなんでもないけど好きな格好
マンネリというのとはちょっと違い、どうしても好きな格好というのがある。色だったり形だったり。紺色×ブラウンはずっと好きな色合わせだ。慣れ親しんだ組み合わせには実績の安心感もある。歳を重ねた分だけおしゃれもプラスして、いつまでも好きな格好をしていたい。
特大コットンパールのピアスは顔に華やぎをプラスしてくれる。ボーダーのワンピースは普段着にも良いし、ジャケットを羽織ればおめかしムードも出せるもの。
真夏以外は使える厚地コットンのジャケット、秋は特に便利♪ 首元きっちり閉じてチビスカーフで季節感を。
秋はおしゃれのしがいがある。暑すぎて何も着る気にならなかった夏の反動かな。
そして暖かくてホッとできる格好をしたい冬。数年前に購入したインドの刺し子のスカートは気に入りの一枚。古いサリーを縫い合わせたということで、擦り切れた布も所々に。いや、私が着てから擦り切れたのかもしれない。
ハデハデピンクのパンツ、身につけるとウキッ♪ とするわ。色の効果は気分にとても影響するよう。反対にベージュ系でまとめるのも好きな着方です! 白や黒をポイント色にしたりね。これも落ち着く大好きな格好。
懐かしいチェックの大判ショール、毎年の私の定番だ。腰に巻いたりも。やっぱり暖かくないおしゃれはもうできない。
家の中でもほんのちょっとの気遣いが必要なんだなと思う。靴下と色合わせしてみたり。ちょっとのことほど忘れがちだしね。
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続きは、本田葉子『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』をご覧ください。
ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし
2024年9月4日発売『ワクワクする!67歳からのはじめての一人暮らし』について