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私は演劇に沼っている

2025.02.26 公開 ポスト

銀杏BOYZ「漂流教室」を聴きながら、友達について考える私オム(脚本・演出家)

私は友達が多い方ではない。保育園を経て、小学生ぐらいから自分で遊ぶ相手を選び始め、中学高校と進むにつれて、遊ぶ相手は減っていった。自分の好きなものや楽しいことが分かり始めると、一緒に興奮を共有できる人とばかり過ごすようになっていったからだろう。今では片手で数えられる程度である。

よく「お前友達いないもんな」といじられる。その通りで、大阪出身だから東京で私が友達といるのを見たことがないというわけではなく、大阪に帰ってもいない。「いるわ!」とツッコミのように返すが、まあ、いない。

ちなみに、東京に友達はひとりもいない。いま私が関わっている東京で出会った人たちで、特別な関係の人たちはたくさんいるが、その人たちは決して友達ではない。それぞれに想いや関わり方は違うが、ひと言でまとめると、大切な人たち……といったところだろうか。友達という呼び方では事足りない想いの人たちである。

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私は演劇に沼っている

脚本家、演出家として活動中の私オム(わたしおむ)。昨年末に行われた「演劇ドラフトグランプリ2023」では、脚本・演出を担当した「こいの壕」が優勝し、いま注目を集めている演劇人の一人である。

21歳で大阪から上京し、ふとしたきっかけで足を踏み入れた演劇の世界にどっぷりハマってしまった私オムが、執筆と舞台稽古漬けの日々を綴る新連載スタート!

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私オム 脚本・演出家

1989年生まれ。大阪府出身。代表作は女優の水野美紀氏との共同演出作品「されど、」や映画製作予定の「忘華~ぼけ~」や朗読劇「探偵ガリレオ」などがある。身近に感じる日常にドラマを生み出し、笑いを挟み込みながら会話劇で展開する作風は各テレビ局関係者からの評価も高い。また、10代の頃から国内や海外を放浪していた経験を持ち、様々な角度から人物を描き、人間の悩みや苦悩葛藤を経ての成長に至る描写を得意とする。近年では原作のある作品の脚本演出のオファーが相次いでいる中、自身のオリジナル作品の上演を定期的に行い、多くの関係者が観劇に訪れている。

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