
毎日続く食事の支度。疲れて帰宅して手の込んだ調理はしたくないけど、お惣菜は味気ない。せっかく家で食べるならホッとできる体にやさしい料理が食べたい……。
そんな人におすすめしたい、新刊『フライパンひとつで作るゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』。大人気料理家の長谷川あかりさんによる、ほったらかしでおいしくなる煮込み、蒸し料理、スープを収録しています。本書の中から、担当編集が作ってみて特に感動した料理をお届けします。
またこのたび、本の発売を記念して3月22日(土)にトークイベントの開催が決定しました。ゲストに文筆家のひらりささんをお招きして、「料理と自己肯定感」をテーマに自由に語っていただきます。会場でもオンラインでも、みなさまのご参加お待ちしています。
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Part4「基本調味料で作るおかずスープ」では、シンプルな味つけでだしいらずなのに、驚くほどうまみたっぷりなスープを10品掲載。忙しい日はこれに白ごはん、あとは納豆でも添えれば、十分満足な食卓が完成しそうです。
焼き鶏手羽と長ねぎの柚子スープ
撮影時に試食した際、空腹の心身にじんわり美味しさが沁みたこちらの1品。鶏手羽からじっくりうまみを引き出した優しいスープと、柚子のさわやかな香りがたまりません。このスープを一口飲むと、スタッフ一同「はぁ……」と宙を見上げるなぞの時間が生まれます。
私も撮影後、早々に材料を買い込み作ってみましたが、とにかく簡単すぎるあまり、今回はプロセスカット少なめでお届けします。
まずはフライパンに手羽中半割と長ねぎを投入。あまり触らず、じっくり焼き色をつけることがポイントです。
お水を加え、●●分煮た後、▼▼と××で味をととのえます。 お水を加えたあとの手順、分量は、ぜひ本書でご確認ください。
余った白菜を消費したい一心で、勝手ながら白菜を追加させていただきました。(材料に白菜は含まれておりません)
仕上げに、千切りにした柚子の皮をのせて完成です!
本当は柚子が出始めるシーズンに紹介したかったですが、ギリギリの更新になってしまいすみません。
でも安心してください。柚子の代わりにすだちやレモンを使ってもおいしくいただけます! お好みの柑橘で1年中、楽しめるスープです。
追加した白菜もじっくり火を通すことでトロりとした食感になり、鶏肉のうまみが溶け込んだスープともちろん相性バッチリでした。長谷川さんのレシピは味つけがシンプルなので、好き勝手に追加した食材も違和感なく受け入れてくれる懐の広さがあります。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらは本書にしか掲載していない書き下ろしレシピ。詳しくレシピを知りたい方は、長谷川あかり『フライパンひとつで作るゆるごちそう 煮込み・蒸し・スープ』をご覧ください。
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長谷川あかり×ひらりさ「料理と自己肯定感」トーク&サイン会
3月22日(土)17時より、会場&オンラインにて開催いたします。人気料理家の長谷川あかりさんと文筆家のひらりささんの、初となる対談トークイベントです。
当日はみなさんから事前にいただいた質問にもお答えします。詳しくは、幻冬舎カルチャーをご覧ください。
フライパンひとつで作るゆるごちそう

手の込んだ調理はしたくないけど、おいしいものが食べたい。せっかく家で食べるならホッとできる体にやさしい料理が食べたい……。そんな人におすすめしたい、フライパンひとつで作れる「煮込み」「蒸し料理」「スープ」のレシピ集です。
本書の見どころやおすすめのレシピ、担当編集が作ってみた感想など、試し読み記事としてお届けします。