

厳戒態勢の北方領土で、又三の密漁船が暗躍する!
天下の風来坊・作田又三、24歳にしてソ連との国境の町・根室に立つ。
一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。
――百田尚樹
●あらすじ
麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、パチンコ店員、レコード店員……。
昭和五十年代の東京を漂流するように仕事を転々とする又三は、ある日憑かれたように北海道根室の地に立つ。
北方領土の海に跋扈する密漁船に乗った又三に迫る、ソ連の警備艇。
利権を狙う地元ヤクザとのトラブルも勃発し――。
野生を剥き出しにした又三が北の荒海で暴れ回る!
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