二の腕やお腹まわりが気になる季節。ところがダイエットを試みてもいっこうに痩せない、痩せたとしてもすぐにリバウンドする……。そんな悩みをお持ちの方に試していただきたいのが、「1食100円野菜ダイエット」です。提唱者である美波紀子さんの『美人をつくる野菜の食べ方』は、ダイエット効果はもちろん、老化や病気も予防でき、しかも簡単で美味しい「野菜の食べ方」を教えてくれる一冊。その中から、今日から試せるノウハウをいくつかご紹介します。
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野菜がもたらす「すごい効果」
1食100円分の野菜を食べ続けてみると、体調がよくなり、心も元気になるのがはっきり自覚できます。
その理由は、今さらいうまでもなく明らかです。
野菜に含まれているビタミン、ミネラル、食物繊維、抗酸化成分などが体の細胞にしっかり働きかけてくれるからです。
食事ごとに100円分の野菜が食べられればいうことはありませんが、毎回は無理! という人もご安心ください。
2回分をまとめても、3回分をまとめてもかまいません。
ただし、一日中、一口も野菜を食べなかった、というのは大問題。それは、翌日の体調不良や肌荒れ、うつ気分をわざわざ招いているようなものです。
逆に、1回わずか100円、一日300円分の野菜を毎日食べているだけで、体調良好、お肌つるつる、爽快な気分で過ごせるのです。そうとわかったからには、野菜を食べ続けるしかありません。
これだけは守りたい「5つのルール」
もう一度ルールをまとめておきます。
(1)毎食、100円分以上の野菜を食べる
この習慣を続けられれば、病気知らず、肥満知らずで過ごせることは間違いありません。
野菜の値段は、さまざまな条件によって変わりますが、スーパーマーケットのセール日やお買い得商品などをチェックしてなるべく安く買い、たくさんの野菜を食べてください。
(2)野菜抜きの食事をした場合は、次の食事でまとめて200円分以上の野菜を食べる
例えば、外食でざるそば、さぬきうどんなどを食べた場合、野菜は薬味のねぎ少々だけしか入っていません。ねぎ少々なら値段は10円くらいなので90円分が不足します。そういう時には、次の食事で190円分の野菜を食べてください。
なお、外食した場合の野菜の食べ方については後ほど説明します。
(3)まとめて1食300円分の野菜を食べる
たまたま食事する時間がなかったとか、野菜が入っていない食事が続くこともあると思います。そういう時には、1食で300円分の野菜を食べてください。ただし、こういう食べ方が続くと、ダイエットは思うように進みません。
(4)野菜は3日分をまとめて買ってもOK
毎日買い物に行くのは大変ですから野菜をまとめ買いしてもかまいません。
ただし、野菜は生きているので、長い間保存しておくと、成長が進み、栄養が少なくなってしまいます。野菜の保存法については後ほどまとめますが、3日で使い切る量を買ってくれば問題ありません。
例えば、小松菜、レタス、ピーマン、トマト、さやいんげんなどは、冷蔵庫に入れておけば、3日目でもビタミンCの量は、ほんの少ししか減りません。ただし、ほうれん草のビタミンCは、3日目には半分近くが失われますので、気をつけてください。もやしは、水につけたまま保存すると3日目にはビタミンCが半分になります。水をきって、ポリ袋に入れて冷蔵庫に。
(5)野菜はなるべく加熱して食べる。が、一日に1回は生野菜を食べる
どうしても、生野菜が食べられない場合は、みかん、苺、キウイフルーツなどビタミンCの多い果物を食べてください。
美人をつくる野菜の食べ方
二の腕やお腹まわりが気になる季節。ところがダイエットを試みてもいっこうに痩せない、痩せたとしてもすぐにリバウンドする……。そんな悩みをお持ちの方に試していただきたいのが、「1食100円野菜ダイエット」です。提唱者である美波紀子さんの『美人をつくる野菜の食べ方』は、ダイエット効果はもちろん、老化や病気も予防でき、しかも簡単で美味しい「野菜の食べ方」を教えてくれる一冊。その中から、今日から試せるノウハウをいくつかご紹介します。